エッセイその59．　SNS漂流③ Instagram

2021年2月17日 07:11

インスタグラムですね。
いまだによくわかりません。
そして、妙に苦労しております。

娘らが「おかん、もうFacebookは終わってるから」と、失敬なことを言いますので、じゃあ何なら終わっていないのかと聞きましたら、
インスタである。
と言った、ということがありました。

あれから2、3年は経っていますので、今訊けば、また違うのでしょう。
なにかと物議をかもしているTicTocには、もちろん手を出しませんし、
TicTocと違うのかな、なんなのかな（区別がつかない年代）、
6秒間だけ見られるビデオとか、あと、
おまけのように、しばらく流せるけど、短時間のうちに消えてしまうビデオ
とか、いろいろあるそうですね。

・・・書いていて、無知さ・ついていけなさに恥ずかしくなってきましたが。

私がインスタグラムを再開したのが、コロナの時代が始まって、急に時間ができた、2020年のことです。
それは、

🔥　インスタ映えのする写真を投稿し、大人気者になろう！🔥

という野心からではなく、自分の「説明したい欲」を満たすためです。

説明したい欲、とはなんぞ。

日本語のレッスンの、1時間から2時間ぐらいの限られた時間の中、
必要十分以上に効果的に教えようとすると、
もちろん、自分が話したいからって、好きに話していいわけはありません。

そこで、

（あれ、納得してなかったよなぁ。
でも今あれを教えると、さすがに詰め込みすぎだったしなぁ）

（ああ◯◯さん、また「〜んです」連発してたよなぁ。
周囲がまた、「〜んです」は上手になった人の日本語だよ、
とか教えたんだろうなぁ）

（ああまたスーパービギナーなのに、
文法はやりたくない、
会話の日本語だけ教えてくれ
・・って言う人がきたなぁ、・・・違うんだけどなぁ）

などと、未消化のものが残りがちです。

そこで、コロナ時代のありあまる時間を使って、
ある程度断捨離もできた2020年の夏頃かな、
インスタグラムでその辺を解消しつつ、
なんなら、どなたかのお役にも立ちたいと思い立ちました。

それで、インスタを始めようとしたら、なんと私はすでに
ずっと前からインスタのアカウントを持っていたのでした。

これ、私ってあるあるの一つです。

この前のCLUBHOUSEもそうなのですが、
一日中iPadつけっぱなしで、仕事から私用までいろいろやっていますと、
どうしてもいろいろ、流れ込んできます。
上手に情報の取捨選択ができないので、ほいほい飛び付きます。
ちょっとやってみてすぐに飽き、放っておいてそのうち忘れます。

新しくアカウントを作るつもりで始めて、
「あなたもう、アカウント持ってますけど？」
と返ってきてびっくり、ということが意外にあります。

ちなみに私が飽きずに続けているのは、miilという、食べ物の写真に特化したものと、アメブロ、Facebook、一番新しいところでこの noteです。
noteも、吉本バナナさんが「やってます。いいですよ」と、
朝日新聞のインタビューで言ってらしたので興味を持ち、
始めてみようとしたら、「いや、始めてますけど」と言われて自分に呆れました。

さて、インスタで写真以外を投稿する人が多いのは　このとき初めて知りましたが、やってみたら意外と大変でした。
まず、写真として投稿するのですから（当たり前）、
原稿を書き、画面に収まるように、読みやすい字の大きさで1ページに収める。
一応　©️の印をつけたものも加えたり。
区切っても良いと思われるところで区切るため、
あるページは字が大混雑、あるページは、字が少なくてスカスカになりますので、そのページはまた、字の大きさを変えたり。
複数写真投稿をして、あとから内容やスペルの間違いを発見しても、
差し替えができないので、「やれやれ・・・」と思いながらやり直したり。
それが冒頭に書きました、苦労していると言った意味です。

昔書いていた日本語塾ブログから引っ張ってきたり、ちゃっかり自分の漫画を載せたりしながら、9投稿までしたところで、本業が忙しくなり、一つの記事を完成？させることができなくなりました。
気軽に素敵な写真を載せて、素敵な人になるのが目的のインスタグラムで、
昔の印刷会社の人みたいに苦労してるのって、私の他には少ないのかしら。

もう少し仕事の段取りをよくして時間を作り、インスタグラム投稿も始めたいと思っています。

今まで投稿したのは、以下のようなものです。