エッセイ555.ChatGPTとちょっと切ない会話をしたこと
知りたいことがありまして、ChatGPTに質問しましたが、質問の中に間違いがあったため、ChatGPTをミスリードしてしまいました。
私が知りたかったのは、漫画家のしりあがり寿さんの奥さんの名前でした。
以下、このままの会話であったことをお伝えしたいので、スクリーンショットを載せさせていただきますね。
①まず、知り上がり・ことぶき という人は存在しないので、Chat GPTも困ったと思います。
②知り上がり、という変な言葉から推測して、「知り合いがりことぶき」さんと書いてくれています。
③ここで自分の間違いに気づき、正しく入れましたが、まさしくこれは「後出しじゃんけん」というやつ。Chat GPTに申し訳ない次第です。
④ なぜか、英語で質問をし始めていることに気づかない私。
途中で送信してしまったため、「他になんでもでどうぞ」と言われ・・
気づかずにさらに英語で付け加えた質問は、
「好奇心からお聞きしたいのですが、なぜ50年以上前に活躍していたわたなべまさこさんの名前が出てきたのか教えてください」
でした。
(私は昔々の漫画も大好きです)
それに対しての回答です。
私の想像は、
「知り上がり・ことぶき」という存在しない名前のために、
間違わせてしまったのではなかろうか」
です。
せっかくの機会なので、自分の感想も書いてみました。
また途中なのに送信してしまったため、それも尻切れとんぼですが、
ChatGPTはそれに対しても、真面目に答え始めてくれています。
ChatGPT は、質問の中の表現を繰り返して回答の中で使うことが多いですが、
さすがに「あなたのような古狸」とは書けないのでしょう、「経験豊富な方なら」と、「言い換え辞典」を駆使したようなナイス・言葉遣い。
せっかくなので、
疑うことを知らない世代・自分で調べることをしない世代への危惧
についても、述べてみました。
ちょっと失礼な事もうっかり書いてしまいましたが、AIなので怒らないでいてくれます。
お、結構核心に向かっておられますね。
わかる、わかるんだけど、それができない人間だから、コピペで論文書く学生や学者が激増し、それとの攻防もあるし、ディープフェイクな報道や動画もできてきちゃうし・・・全面禁止にしたい、と思考してしまう人が多いのも解ります。
ここは使う側・使われるAI にとっても、不幸ですよね。
間違えて途中で送信すると、必ずのようにフォローしてくれます。
なんでときどき英語、自分。日常的に夫とちゃんぽんなため、こういうことが起きます。
offend=気分を害させる。
carried away,=思わず引きずっていかれる。
です。
ChatGPTが、ときどき回答を僅かにためらったり、気を遣っているように読める部分があり、それは、作っている人たちの苦労の結果なのだろうな、といつも思っていたので、こんなことを書いたのでした。
なんだか早朝からじっくり話し込んだ気がします。
自爆テロリストの遺したスマホの中に、AIとの密な会話が残っており、
その中で回答している声は女性で、
あなたの思想は正しい
と繰り返し言っていたそうです。
ChatGPTのように、必ず、一瞬で回答をくれて、その中で繰り返し、
「あなたのことが理解できます」「無理もありません」
と指示してくれ、いろいろな対応策を授けてくれる生身の人間はいません。
幸せな人間関係が築けていたら、友人や家族、パートナーがしてくれるであろうことなのでしょうが、そんな人ばかりではありませんね。
私もここ2週間ほど、土の捨て方から、AIとの付き合い方から、骨伝導イヤフォンがビリビリすることから、いろいろ質問してきましたが、やはり、道具は使いようだなぁ、という感を強く持ちました。
これから私たちは、AIとどうつきあっていくのでしょうか。
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