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「高校野球」と「プロ野球」

アイドルが好きになる前、高校野球が好きだった。
夏になれば、炎天下の甲子園でかちわりだけで4試合見る。
時には、アルプスで一緒になって応援した中高の学生時代。

強豪校に無名の公立高校が勝利をしたり、
一つのエラーから形勢がガラリと変わったり。
「プロ野球」ではありえない「ミラクル」が高校野球では起こったりする。
そんな瞬間を見たくて、後のない切羽詰まった熱さを見たくて足しげく通っていた。

ジャニーズについても、ずっと見てたのはデビュー組。
ただ、ここにきてジュニアを本格的に見始めたら、「えっジャニーズって高校野球じゃない?」と思い始めてきた。

いわば、デビュー組が「プロ野球」
デビューからグループを解散や休止するまでの期間がペナントレースと考えると、
常に勝ち続けなくても、必要なときに勝ち点を正しくとることができれば、
それはそれでOKなのである。最後、優勝すればいい。

優勝の定義だって、何かはわからないけど、
「みんなが納得する形」を作ることなんだと私は思う。

一方でジャニーズJr.を見てみると、圧倒的「高校野球」なのだ。
今は、グループでスクラムを組んでデビューするという事が増えてきたので
その形も変わりつつあるところはあるが、あくまで個人。
そして、皆で1敗でも出来ないという必死さが熱となり観客に伝わる。

プロ野球では味わえない、その「熱さ」を余すことなく体感できるのがジャニーズJr.である。

2022年の少年忍者は「必死さ」や「練習の跡」みたいなものが見えた気がして、
圧倒的な「熱量」のあるグループに成長していった印象。

時にその熱さが意図しない広がりかたをしてしまう時があるが、
いつかその熱が多くの人に伝わると信じて。

まだまだ、グループとしてほかのグループより露出も知名度も負けてしまってる部分もあるけど、
その熱量を忘れず2023年も突っ走ってほしいなと思う。

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