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パラリンピック自転車競技

8月24日から始まった
パラリンピック


パラリンピックの歴史は
1960年のローマ大会から
オリンピック開催国で実施


1988年ソウル大会から
今のようにオリンピックに続いて
開催されるようになった


語源はギリシャ語の
パラ=Para(沿う、平行)
+Olympic(オリンピック)


あまり日本ではメジャーではないが
欧州では自転車競技がさかんだ


世界3大自転車競技である
ツールドフランス
ジロデイタリア
ブエルタエスパーニア
が21日間ぶっ通しで


毎日200km以上の距離を国中
走って争う国をあげての
有名なレースがある


実は今地球の裏側のスペインでは
沖縄石垣島出身の新城幸也
という選手がこのブエルタエスパーニャ
のレースで戦っている最中だ


さて、パラリンピックでの
自転車競技の概要を説明したい


自転車競技は
・競技の種類
・使用する自転車の種類
・障がい・状態
によって、細かく分けられている


同一基準での戦いを
できるだけ忠実に再現できるように
なっている


競技の種類と各クラスの
意味だけ書いてみると


競技の種類は、大きく
トラック競技とロードレースに分かれ、
トラック競技は、伊豆ベロドーム会場に
板張りのコースをつくりそこで戦い、


ロードレースは、富士スピードウェイを
使って競技される


トラック競技の種目としては


・タイムトライアル
一定の距離を時間で競う


・チームスプリント
男女混合3名でトラックを3周
1周ごとに一人ずつ離脱し
最後の一人の完走タイムで競う


・パシュート
1チーム4名がゴール側と
ゴールの反対側に分かれて
スタートし、


4km走行終了時の
3番目の選手がゴールを切るとき
の前輪前端のタイムを競う


ただし、最初半周ある距離の差が
どんどん縮まっていき、


相手が追い抜いてしまったら
その次点で競技は終了となる


次にロードレースの種目は
・大勢で走行し順位を争うロードレース
・一人ずつ走って時間を競うタイムトライアル
・チームリレー
の3つに別れ


チームリレーは男女混合で
1周2.7kmを9周、


1チーム3名で
各3周し合計タイムを競う


使用される自転車の種類は4種類あり、
障がいの状態により決められており


1.通常の二輪の自転車を使うCクラスは
切断、まひなどの四肢の障がい


2.三輪自転車使用のTクラスは
体幹に障がいのある重度のまひ


3.ハンドバイク使用のHクラスは
切断やまひなど下肢に重度の障がい


4.二人乗りのタンデム自転車を使用する
Bクラスは視覚障がい


そして、更に障害の程度により
1の重度から5の軽度までがある

・CとHは1から5
・Tは1と2
・Bはクラス分け無し

となっている

レースの種目としてどのように
記載されているかを
例をあげて説明すると


例えば、C4 パシュート(男子)ならば


通常の二輪自転車で障がいの程度は
5段階の4番目の男子


種目は男子4名が
トラックのこちらと向こう側から
同時スタートして


1周4kmのタイムを競い
ゴールラインを3番目の選手
がゴールするときの


自転車の前輪の前が、
ゴールラインを切ったときの
瞬間のタイムで決まる


長くなったが、これが
すべてなので、見たり聞いたりしたら
こんな内容だなと
観たり聞いたりしてみてください

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