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デジタルのお金について

最近いつも話題が出てくる中国


あっという間に電気自動車で世界一、


有料塾の禁止、
急成長巨大企業の監視強化、


アリババ系投資会社
アントグループ(金融事業)
の上場延期


デベロッパー(日本の不動産会社に近い)
恒大集団の資金問題


直近では仮想通貨の全面禁止
デジタル人民元の推進


仮想通貨の代表格
ビットコインは世界でも


認められつつある中での
全面禁止は大きな衝撃だ


デジタルの通貨って
これから日本でも出てきそうなので
まとめたみた


なんとなく使っているデジタルのお金は
日本では、suicaやicocaなどの交通系や
paypayやlinepayなどの一般系のものが多い


すでに日本でも買い物の支払いなどで
使われてきている


国際決済銀行(BIS)のリポートによれば、
世界65カ国・地域のうち6割が
デジタル通貨の実験段階に進んでいるという


今後3年のうちにデジタル通貨の
発行が始まる可能性がある国・地域は、
人口ベースでは世界の5分の1に及ぶ


一方ビットコインに代表される
暗号資産(仮想通貨)も
よく聞くようになってきた


これは中央銀行の信用の裏付けがない、
民間独自の無国籍通貨となり


一時はよく知られていないために
怪しい存在だと言われた
時期もあった


整理してみると
デジタルのお金は大別して3種類ある


1.電子マネー
これがsuicaやicoca

2.仮想通貨
ここにビットコイン

3.デジタル通貨
ここにデジタル人民元や
デジタル円


もう少し詳細に概要説明


1.電子マネー
法定通貨(円)をデジタルデータに
代替したデジタル通貨


Suicaといった交通系ICカードや、
nanaco、QUICPayなどが該当


電子マネーの特徴は、
入金から決済までがスピーディに
完了するという利便性の高さと、


前払い(プリペイド)式だと、
事前にチャージする必要があること


2.仮想通貨
個人間送金がしやすく、
特に海外への送金手数料が
銀行を利用するよりも安い


一方で、需給バランスが変化しやすく、
価値の変動が激しいという特徴もある


3.デジタル通貨
各国中央銀行発行デジタル通貨とは、
デジタル化された法定通貨建ての


中央銀行の債務として
発行された通貨のこと


中央銀行発行デジタル通貨の特徴は、
同じ金額を紙幣や硬貨で発行する
手間とコストが省ける、


納税などの手続きが簡略化される
ことなどがある一方


中央銀行発行デジタル通貨を扱うための
端末を設置することや、


現金とは別の業務が増えるため、
店舗側の負担が増えてしまうという
特徴もある


デジタルのお金についての
個人が使うときの長所短所は、


長所は
・決済完了までの時間が短い
・現金の持ち運びが不要
・支払額に応じてポイントが付与


・クレジットカードと連携すれば
事前チャージ不要
・審査が不要で未成年でも作りやすい


短所は
・利用は対象の店舗に限られる
・前払い(プリペイド)方式だと事前チャージが必要

・ 1回の支払いに上限金額が設定されている
・さまざまな種類があり使い分けや管理が複雑
・チャージ(入金)すると現金に戻すことが難しい


事業者サイドの長所
・決済オペレーションが短縮される
・現金管理の手間が減る
・ 個人(利用者)に決済方法を幅広く提案できる
・デジタル通貨に関連したキャンペーンが開催される


短所
​​・支払いごとに手数料がかかる
・現金化する際に手数料がかかる
・専用の決済端末を設置する必要がある


今後デジタル通貨については
もう少し突っ込んでみたい

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