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最年少女性ユニコーンCEOが語る
フォーブスで毎年発表される30歳以下の優秀な起業家を紹介する、UNDER 30 2021が10月下旬に発表された
そんな中で20代中盤までに起業すべき理由と題して最年少女性ユニコーンCEOが語っている
その昔、「今の若いもんは・・・」と年配者がよく口にしていた時代は、今は死語になってしまっているのだろう
はるか昔にその時代を過ぎてしまったおじさんには耳が痛いが、あえて検証してみたい
さて、企業向けにメンタルヘルスソリューションを提供する「Spring Health」の創業者エイプリル・コー(April Koh)が同社を設立したのは、
まだイェール大学の学生だった24歳のときだ。それから6年が経った今年の9月、同社は1億9000万ドルを調達し、評価額は20億ドル(約2280億円)に達した。
これにより、コーはShippoの共同創業者であるLaura Behrens Wuを抜き、女性では最年少のユニコーン企業のCEOとなった。
年齢が若く、非白人であるコーにとって、これまでの道のりは平坦なものではなかったが、未経験であることが強みになったことが多かったという
「女性が起業する場合、20代前半から中盤が最適な年齢だと思う」と現在29歳のコーは、フォーブスの「アンダー30サミット」で女性起業家が直面する課題について語った
コーは、若くして起業する女性は、出産可能年齢のタイムリミットを気にせずに事業に専念できると述べた
彼女は、若さゆえの未熟さや、経験不足をポジティブに捉えるようにしているという
「会社を立ち上げて間もない頃は、自分自身の若さを補うため、年齢が高く、経験豊富な人材を採用することに執着していた。
しかし、豊富な経験は企業の成功や成長に重要だが、それ以外にも大切なことがある」と彼女は語る。
一方で、コーと一緒に登壇した企業向けの倉庫のレンタルサービスを手がける「Stord」のCEOで現在24歳のショーン・ヘンリーは、
今でも年齢の若さが事業を拡大させる上で障害になることがあると述べた。
彼は、ジョージア工科大学の1年生だったときにStordを設立し、現在の同社の評価額は11億ドルに達している。
ヘンリーとコーは、仕事の経験を優先してイノベーションを生み出す発想を阻害してはならないという点については、意見が一致した
特にB2B企業の場合、企業野中には考えが凝り固まったベテラン経営者が多いが故の問題点が発生する。
それは、スタートアップにとって必要となる斬新な発想を生み出す若手の起用が大事だということに気づいていないことだと語る
「会社を設立して間もない頃、我々はフェデックスやUPSなどの大手企業出身者を積極的に採用していた。
その結果、初期の幹部社員の年齢は私の2倍以上となり、このままではまずいことに気が付いた。
創業者は、自分より年齢が上の、経験が豊富なメンバーの言いなりになってはならない」とヘンリーは語った
これだけだと、その深層心理までは把握できないが、こうした問題は日本だけなのかと考えていたが世界的な傾向なのだろう
確かにビジネス教本などにも、経験の深い先輩からマンツーマンで学んでいくOJTの重要性などは、何十年も前から不動の教育方法として教えられているが
上意下達、上位者は、俺が教えてやる的な発想や、俺の言うとおりにすればいいんだ的になってしまうリスクは多いのかもしれない
ただ、このITの進化と共に、その気になればいくらでも情報は手に入り、経験という言葉も、疑似体験できてしまうのが今の時代だ
子育てや料理でも祖母か母親、母親まら娘に引き継がれてきたはずが、いつの間にか、ネット検索で親以上に物知りになっている娘に母親は教えづらい環境になってきている面もある
自らもドイツ企業と合弁でビジネスをしていたときがあったが、相手のグローバル大会社の役員も、そう言えば30代だったのを思えば、
若いからこそ出来ることが多いということや、若い人ができるだけ自由に動けることに役立てることを考えていくことがより大切なのかと感じた
出典:フォーブスジャパン(写真は記事のコー氏)
https://forbesjapan.com/articles/detail/44126
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