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4/27(水)ジェネラリスト

お疲れ様でございます。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

本日は強風ではありますが、ぽかぽかしていて気持ちのいい天気です。

人生三十余年、世の流れに逆らわず、気がつけば平日はスーツを着て会社の営業車で町をパトロールしている状態になっておりました。

高校卒業までは実家のある兵庫に住んでおり、そこからは東京、静岡、宮城、そして今は巡り巡って秋田に住んでいるわけです。

流行りの“脱都会!田舎移住!”と言いたいところですが、首を横に振れないTHE転勤族なのが理由で居住地も「どんぶらこ〜どんぶらこ〜」状態になっています。

人口の東京一極化は進み、地方や田舎はいずれ大きな農場になる、そんな話を聞いたことがあります。

私がいま秋田に住んでいて不便だと感じることは下記の4点くらいです。

①友人が近くに住んでいない
②空港に格安航空会社の離発着がない
③空港まで電車が通っていない
④目新しい物がアップデートされないので飽きる

特に秋田に限った内容ではないです。
①以外は日本の田舎全般に言えることかもしれません。

あと、車必須社会です。
ですが、私は会社から自由に使用可能な営業車が与えられているので特に不便を感じていません。そういう意味では③も私にとっては特に不便でもないです。
※妻はペーパードライバーなので普段から相当な不便を感じているはずです。

勿論、ローカル線では交通系ICは使用できません。
秋田の場合は新幹線のみ使用可能です。

東京と比較すると圧倒的な機会損失感は否めません。
競争が起こっていない社会では「より良いもの」を経験する機会が生まれません。
ポジティブに言えば、「いつまでも変わらない風景、落ち着ける空間」です。

12〜2月は電話ボックスが雪に埋もれていたり、歩道と車道の境目には除雪車によって寄せられた雪で2mを優に超える壁が作られます。

毎朝、起床後に雪まみれになりながら車から雪を降ろし、エンジンをかけて車内の暖房をつけ、一旦、身支度に帰宅する。
※雪の重みで潰れるため、駐車場に屋根はほとんどありません

そして、暴風雪でホワイトアウトになっていたり、高速道路が通行止めになってことも少なくない中、みんな出勤していきます。

「なぜ、こんなところに住んでいるのだろうか」
「なぜ、引っ越さないのか」

気になって仕方がありません。

大切な故郷であったり、大切な人と過ごした場所、そこにいるだけで幸せと感じている人も中にはいるのだろう。

幸せになる権利は全員に与えられている。
幸せの形は十人十色。

私もいつか故郷に帰りたい。
そのためには自分で舵をきらねばならない。

妻子持ちの崖っぷちリーマン、自分の考えだけでリスクテイクすることには躊躇してしまいます。

そんなジレンマを打破すべく、ジェネラリストからスペシャリストに変身せねば、とそう思う今日この頃でした。

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