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”アーバンスポーツ的思考”で未来を妄想する

最近のアーバンスポーツ(Urban Sports)をみると、昭和の時代から子供たちが遊んでいたものがスポーツ化されている傾向にあるなと思いませんか?

『アーバンスポーツ』とは、私たちが日々暮らしている街での遊びが進化した新時代のスポーツを言います、”都市型のスポーツ”とも呼ばれていますね。

代表的なアーバンスポーツとしては、BMX、スケートボード、BMXフリースタイル、3×3バスケットボール、パルクール、インラインスケート、ブレイキンなど、今やオリンピック種目にもなるほどの人気スポーツとなっています。

そして、世界的にも人気急上昇している『パルクール(Parkour)』を始め、私たちに馴染みのある『Kendama(けん玉)』も各地で大会も開かれたりしており、スポーツとして楽しむ人が増加しています。

さらに、野球のアーバンスポーツも登場、その名も『Baseball5』。ゴムボールを手で打つ5人制の野球で、広い場所や道具が無くても楽しめることもあって野球よりも世界に普及する可能性が高いのではと思っております。


僕らの遊びが世界的なスポーツになる時代


子供時代に親しんだ遊びが、世界中の人々が楽しむスポーツとなる時代。


『パルクール』は都市や自然環境の中を自分の身体能力だけで滑らかに素早く通り抜けるスポーツですが、これって、子供時代に公園の遊具を使って飛び乗ったり、飛び越えたり、よじ登ったりしていたものですよね。

いまの公園にはないような”不思議な遊具”が多かった昭和時代の公園、みんなローカルルールを決めながら楽しんでいた姿を思い出します。


そして、『Baseball5』!!!
これは、子供時代にやっていた”手打ち野球”と同じスポーツですよね。
アフリカのケニアの子供たちが『Baseball5』をやっていた姿を観ましたが、デコボコで泥んこの箇所もあるようなグランドで”手打ち野球”やっているケニアの子供たちを見ていたら、自分の子ども時代を思い出しました。


楽しいものが、未来では何か特別なものになり得る


実は今回のボソッとですが、NHK番組『太田光のつぶやき英語』「#UrbanSports 世界のアーバンスポーツ特集」で太田光さんがおっしゃっていたことがとっても印象的だったので、私なりの見方でアーバンスポーツを考えてみたのがきっかけでボソッとしております。

太田光さん
「単なる遊びだと思っていたものが、とらえなおさるとスポーツになる。

英語だって、勉強のための英語ではなく、みんなと楽しさを共感したいから英語を覚える。

だから、これは遊び、これは勉強みたいに、あまり切り離さないほうがいいのかな。」

NHK番組『太田光のつぶやき英語』「#UrbanSports 世界のアーバンスポーツ特集」

そして、太田さんがおっしゃったことを、番組キャラクターの「つぶちゃん」がこのようにまとめてくれました。

Fun can turn to something special in the future.
(楽しいものが、未来では何か特別なものになり得る)

NHK番組『太田光のつぶやき英語』「#UrbanSports 世界のアーバンスポーツ特集」


アーバンスポーツ的思考で未来を妄想する


”アーバンスポーツ的思考”とは、太田さんとつぶちゃんがまとめてくれた言葉通りです。

「これは遊び、これは勉強みたいに、あまり切り離さないほうがいいのかな。」

「楽しいものが、未来では何か特別なものになり得る」

これからの時代を構想するとき、”アーバンスポーツ的思考”が意外と役に立つなと思っております。


木の棒1本で自然と遊ぶスポーツ


そこで、僕らの遊びが世界的なスポーツになることを、私の経験から妄想してみます。


私が子供の頃、裏山によく遊びに行きました。
そのとき、私は木の棒1本を持って、山の中で冒険しておりました。
棒1本あれば何でもできるんですよ!
棒で地面を掘って虫を見つけたり、行く手を阻む草木があったら棒で”戦ったり”と、木の棒1本はまさに私の相棒でした。

自然と遊べた経験は本当に良い思い出となりました。

そこで、アーバンスポーツ的思考でこの経験を考えたら、『木の棒1本とAR(拡張現実)』を使って、自然の中にあるもので様々な障害を乗り越えながらレースをするスポーツを妄想することができました。

1人でも遊べそうなスポーツ、木の棒1本とARをもって裏山に遊びに行きたくなりました。


YouTubeとオンラインゲームが将来、学びの中心になっているかも


次に、いまの子供たちが遊んでいる姿から、”アーバンスポーツ的思考”で未来を妄想してみると・・・


子供たちがハマっている「YouTubeとオンラインゲーム」、私たち大人はこれを単なる遊びとしか捉えていませんが、もしかしたら将来は人類にとって欠かせない存在になっている可能性もあります。

これだけ子供たちがハマっている遊びですから、将来、化ける可能性もありますよね。

例えば、AIが学習に最適な動画を作成、この動画を使った学習内容を脳に定着させるためにオンラインでゲーム感覚で繰り返し学習することを未来の子供たちはハマってしまう、そんな未来を妄想したら、もしかしたら今よりも賢い人類になっているかもしれないなぁ。

そう、これはあくまでも妄想ではなく、構想ですね!

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