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ボラティリティは一段と上昇、金利はここからは利食いゾーンか

VIX を中心に株や為替のボラティリティが上昇する一方、米金利は低下しており、幸い先週のイメージと近い動きになっている。

しかし、米金利についてだけ言うと1日で10bps (1bps=0.01%) 以上もラリーし、来年の利下げ折込みも1.5回弱まで進んでいる為、ここから先は利食いゾーンとなるだろう。

マクロのテーマはトランプ大統領の関税砲があらゆる国に向けて発射されていることで、ブラジル、アルゼンチンだけではなくフランス、 イタリア、トルコなども新たな攻撃対象になっている。

米中についてはファーウェイが発表した最新機種で米国産の部品が大幅に削られていることが2日前のWSJの報道で明らかになったことに注目しており、貿易戦争が悪化する最中、淡々と脱米国を進めてきたことを意味している。これは米国のファーウェイへの締め付けが効きにくくなっていることを意味しており、覇権争いの中、攻撃するには遅すぎたという意見も政権内から出ているだろう。
また、本日は米国がファーウェイを米銀システムから追いやることを再度検討する可能性がるという報道も出ており、この二つのニュースは偶然ではないと感じている。
総じてここままフェーズ1の日程が決まらなければ、15日に向けてボラティリティがさらに上昇すると考えており金利以外のポジションは引っ張っるつもりでいる。

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