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サブスクという素晴らしいサービスで世界中の音楽が聴ける今、敢えてCDやレコードを購入する音楽との付き合い方について発信しています。

最近の記事

Pinnacle/Buster Williams

この作品を手にとったきっかけは、本作品がヒップホップの代表的なアーティストであるA TRIBE CALLED QUESTやDE LA SOULの楽曲でサンプリングされていることを知ったためです。 そもそも私がジャズに関心を持ったきっかけの一つが、ヒップホップのサンプリングソースとしてのジャズでした。現代の音楽からルーツを遡っていくのは自分にとってはとてもワクワクする体験ですし、未知の音楽は新旧関係なく新鮮な驚きを与えてくれます。 本作品が発表された1975年はStrata-

    • Pyramid Lee Konitz/Paul Bley/Bill Connors

       本作を手にとったきっかけは、お気に入りの奏者であるピアノのPaul BleyとサックスのLee Konitz二人の共演は珍しいなと思ったことと、I.A.I.レーベルからのリリースだったことです。Paul Bleyは世界中にファンの多いECMレコードに代表的な作品を多く残しているピアニストで、その中でもOpen to Loveという作品は私の愛聴盤です。  フリージャズを聞き始めた頃、フリージャズの代表的なレーベルであるIncusやFMPの珍しいレコードを収集していらっしゃ

      • My Name Is Albert Ayler/Albert Ayler

         Albert Aylerはフリージャズを代表するミュージシャンの一人として名高いサックス奏者です。フリージャズを頑張って一言でまとめると「変なジャズ」といっていいと思います。  自分がこの「変なジャズ」に関心を持ち始めたのは一年ほど前で、フリージャズに明るいCAFE INCUSさんでPharoah Sandersのレコードを聴かせてもらったことがきっかけです。当時フリージャズの大御所ということで知ったAlbert Aylerという名を何気なくSpotifyで検索するとトッ

      Pinnacle/Buster Williams