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緊急対談「#令和の大仏」造立プロジェクト! Vol.23 アーティストこだわりのリターン品その7

先が見えない中、前向きにみんなの力を未来へ向け、願うための対象として大仏を作るプロジェクト。より多くの人に参加してもらいたいという思いを込めて、連夜対談をライブ配信しています。

今こそ大仏を!プロジェクトの発起人の風間天心と前田真治。Vol23では、アーティストたちがこだわったクラウドファンディングのリターン品について迫りました。その7です。今回はコレクターズアイテムについて、風間天心と前田真治が解説します。

対談まとめ

アート作品を買うとは?
(風間)買うときに特別気をつけなくてはならないことないんですけど、ただそのどこでも売ってるわけじゃないので、展覧会やっているまギャラリーとか、アートフェアっていう販売するためのイベントがあったりするので、そこで買われることが多いかなと思います。あとはオークションっていうのもあるんですけど 、一般の方はそういうところになかなか足を運べるわけではないので。アートフェアが買うのが身近かな、それでも年に一回とかないんですけど。ネットで販売している場合もあります。探してもらえれば意外と買える機会はあるんですけども、基本的には買う時は、普通に物を買うつもりで問題ないと思います。ただ、アート作品を売るってなった時にちょっといろいろ考える必要はありますけど 。
 相場ってのはあって、今この作家が高いとか、これから高くなるであろうとかっていうことはありますね。ただその普通のものと違うのは、作家とかその作品がこれからどういう評価になっていくとか、そういったことが結構関わってくるので、買ったときに安くてもすごく高くなる場合もあるし、逆に今高くても少し値が下がってくることもあります。でもそれはその売ったりセカンダリーっていう、買った次の人がまた買って、売ってみたいなといったことさえ抜きにすれば、まあ自分自身がこの作家の作品はいいと思うっていうものを買えば不都合はないのかなと思います。それが結果的にも高くなる場合はありますし、かと言って市場で安くなったとしても別に売るつもりがなければそれはあまり関係ないことです。

作品が持つストーリーも買うときには関係するのか?
(前田)アート品を売るとか買うとかいうセンテンスと、作品自体が持ってるストーリー性やその環境が持ってるストーリー性っていうのはあんまりうまく僕の中でフィットしないんです。あくまでもストーリー性って作家が打ち出す形とか、それに付随する物語いう面で。そこからお金に変換するところは僕はうまく結びつけられないんですけども。ただ、今回のリターンが作品であるっていう捉え方を本質的にするのであれば、そういう付随する物語ってのも全部含めたアート作品の中の一つの物語をまかなってるパーツっていう考え方で、アート作品として購入していただける感じっていうのはあるのかもしれないと思います。

アートとしての大仏造立プロジェクト
(前田)そうですねまず短絡的なところから言えば、大仏造立っていう物事に対してまったく今までやってきたその系譜みたいなものをあまり踏襲してしてない部分はある。宗教的とか宗教学問的にはしっかりそこは結びつけて行かなきゃいけなく部分もあるんですけど、最後に見せる形であったりとか、あるいはその大仏を作るためのプロセスとか方法論というところに、かなりアート思考というか、アーティストが関与した作り方だったり、物事だったりを付随させてる。そういうところにこのプロジェクトのアートらしさがすごく強く出てるのかなと思います。

(風間)前田さんが言ったことと割と重なることも多いんですけども、やはり僕たちが普段から手がけているのはアートっていうのは、もちろん物を作ったりもするんですけども、物事全体としてそれをアートとしてとらえている。今回のプロジェクトに関しては完全に大仏が作り上がることが目的で、多くの部分が大仏そのものが僕たちにとっての作品とも言えるんですけども、それと同じぐらいそこに至るまでの過程いうものがすごく重要になると捉えています。
 結局今回たぶん普通の物事とちょっと違うところだと思うんですけども、すべてを決めて進むものではないんですよね。もちろん、自分たちではスケジュールを組んで、それに応じてやって行くんですけども、やはりコロナという状況がある中でプロジェクトってこともすごく大事なので、そこに応じて多分例えば今緊急事態っていうのがね宣言されて、それによってやっぱり僕たちがやるべき事とかそこに応じて行うことも当然変わってきますし、それを変わることがいいことではないんですけどもそういう背景を前提にして進んでいく物事っていうことに価値を見出しています。例えばその作る大仏だったりそれに向かうためのその勧進キャラバンだったり、いろんな物事もちろんこのクラウドファンディングそうですけども、そのまま例えば10年前と100年前に持って行ってもその価値は生まれないと思うんですね。今これをやっているからこそその価値っていうのが大切になってくるのであって、そこが一番重要なところだと捉えてますし、これからもそこを僕達が意識しながら進めて行かなきゃならないことなんだよなと思っています。

クラウドファンディング最高額はキャラバンカー

(500万 パトロンコース)車

キャラバンカーへの思い
(風間)そうですね正直なところ、この車ってのはもう僕たちのやってきたことが今一番詰まっているものを物として、一番表れているものなので手放したいわけじゃないんですよね。また後ほどもうちょっと話すかもしれないですけど、僕たちにとってもこれもひとつその大事な作品の一部だと思ってるので、手放したくて手放すわけではないんですけども。ただこのプロジェクトを自分たちだけのものにしたいわけではないので、この車に価値を見出してくれる人であれば一旦その方にお渡しして、できればやっぱりその先に、展覧会があるかどうか分かんないですけどもそういった時にはちょっとその方から今度お借りして使わせてもらうっていうような形にできたらなと思っています。

(前田)大仏を作るっていうプロジェクト自体が動き出してから、最初から最後まで多分これがないとダメな事って多いと思うんですけど、その中で、機能としてとか車としてはもう本当にどんどんどんどんすり減っていくだろうし、どんどんどんどん少しずつ劣化していくだろうし、そのものとしての価値っていうのはよくわからないんです。ただそのすり減ったりした物っていうのが、アートプロジェクトを通過してきた中で出てきたこの車の形だったり、この車の表情だったりする。このプロジェクトに対して人間以外で最も表情を表したものっていう気がするので、そういう意味で価値の高いものだと僕は思います。 

どういう人にコレクターになってもらいたいか
(前田)そもそもたぶんこれを購入したりする人って多分そうとう変態だと思うんですよ(笑)。それぐらい、うぉーっていうぐらいな気持ちを持ってる人ってのが世の中に何人かはいるんじゃないかっていう希望とか、そういう相当な変態っていうのは褒め言葉でもあって。それぐらいの柔らかな理解を示す人がいてくれたらいいなって希望みたいな。そういう形になっていただければおそらくこれからも僕らがやってきたこと、あるいはこれを使って何かやりたいことにもおそらく順応に対応してくれるんじゃないかなと思うんですけどね。

(風間)金額的にも一番高い金額にはなってますけども、これを購入してもらえること自体が僕たちにとってはすごく大きな足がかりになるので、ちゃんとしてくれる方にぜひ購入していただきたいなと思ってます。

(前田)でも本当になんかすごいあの俗っぽいイメージなんですけどなんかすごい大きなガレージの中にベントレーが止まっててその横に例えばもう本当にすごいテスラが止まっててその横にこの子が止まってるみたいな景色があるとなんかそれはもうめちゃめちゃ面白いなそれだけで思ったり。なんかなんかテクノロジーのすごいものあるいは車としてすごい物の価値の横になんか車なんだけど、アートとして一つのプロジェクトを踏んだすごいもの、いやそのなんか同じ見え方同じなんか形なんだけど違うプロセスを持った車が三つ並んでるとこはすごい面白いなって勝手に思っている。

(風間)色々とイメージを膨らませてこと自体がもう僕たちが普段やっていることなんですよね。大仏を作ることは当然ですけど、まず先にそれをいかに自分の中でイメージしてそこで向かって現実を作ったっていうことが普段やってることなんで。今言ってくれた前田さんのイメージだったりも実際そうなることも含めて作品と言うかアートだと思ってもらえればいいですね。

1/20サイズの大仏の型模型!

(100万 大仏コース)母型大仏模型

(風間)大仏造立に入る前にやはり一度模型を作らなきゃならないので、いずれにしても一つはそれを作る必要があるんですね。それをせっかくなんで皆さんの手にも持っていただきたいなと思って今回リターンに設定しています。

プロジェクト中実際に模型を使ってシミュレーションするのか?
(前田)多分おそらくやってみるでしょうね。取れ方とかあるいはその大きくなった場合にどういう分割をすればうまく抜けるかっていう計算みたいなことをちょっとしなきゃいけないので、あのつめてみてあのだいぶさんをちょっと出してみるって事はすると思いますよ 。

模型の活用アイデア
(風間)僕たちが作る形の大仏の模型なので、これを形にして作ることもできるます。1/20だけども、この模型を持ってる人はそのサイズでたとえばそこに土をつめたりとか、何かを詰めて量産もできるものにはなりますね。

(前田)建築的要素みたいなものが加わってきたりとかするので、建築のモデリングしてる人とか建築デザインしてる人とかみたいな人が、面白がって持ってくれたら。あるいはそういう事務所の中にその人が思う方型みたいなの入れて、土とか何かを入れて抜いたものも綺麗にディスプレイされてるような雰囲気っていうのはちょっとイメージ出来ますけどね。

(風間)これと似たような構造を持っているお地蔵さんがあるって聞いたんですよね。だからお寺とかで置いてあるのもすごくいいなと思いますね。

建築系のプロジェクトの経験はあるのか?
(前田)僕は建築を割とやってましたね。建築というか、まあまがいモノではあるんですけど。建築デザインっていうのは結構やってました。あるいは取り壊される建物に、取り壊されたくないっていう人たちがいて、じゃあどうやってその建物残すかっていう方法論を考えたりとか、そういうことを割とやってたので。その流れの中でこういう風に組み合わせたらこういう感じでいけるんじゃないかっていう漠然としたイメージは出来る。それを確実なものにするためには、やっぱり専門家の人たちとかにしっかりと計算してもらったりはしないといけないんですけども。こういう感じだったらいけるんじゃないかっていう方法を導き出すことはできるかなと思いますね 。

キャラバンカーの値段について

(前田)実は僕はもっと安い値段でいいかなと思ってたんですよ実際。大仏を作ることがやっぱり主軸だったんで。売れるもんだろうでもどれぐらいで売れるのかと思ってたんですが、やっぱこの車自体に本当に多くの価値を持たそうっていう気持ちが強かったのは天心の方で。そういう意味で値段に関して色々相談しあった中で、値段に関して色々相談しあった中で、まあ290万で決まった。実際にもっとつけてもいいかなって思うぐらいの値段はあったんですけど、やっぱり僕の最初のイメージはこの車も現実的な資金にするっていうぐらいの方が結構頭にあったから。まあでも今となってはやっぱりこの車に乗ったあとで、しかもこれからも乗るんで、なんかもう寂しいなって思いは今現在すごくある。

クラファン価格上限アイテム!
(風間)本当は手放したくないですね。ほとんど乗っているのは前田さんなんですけど、もうすごくこれに対して今愛着もあるし、自分自身の価値を見出してもう少しもっと高い値段で出したかったんですが、クラウドファンディングのサイトで現在設定できるのはこの金額が最高だったので、この値段にしました。

ぜひこのキャラバンカーを!
(前田)ぜひテスラユーザーの方に買っていただきたい。僕が運転してその買ってくれたかたのところお届けしますよ。 持ってはる方なんでさっきみたいなちょっとおもろいことをガレージの中でやってくれたらホンマ最高っていうだけです。

(前田)本当に最高額で最高のリターンだと僕は思ってます。必ずしも誰しもが買える額ではないと思うので、本当に冗談でも金使うとか、冗談でも面白いことがあったら何でも欲しいんだって思うぐらい意気込みのある方、ぜひあのキャラバンカーを持っていただければ。相当センスのいい人だと僕は認識するので。僕基準で申し訳ないんですけど、少なくとも僕はそう認識するので、よろしくお願いします。

(風間)大仏そのものに手を掛けられてるわけではないので、まだなかなかちょっと伝わりにくい部分も多々あると思ってんですけども、実際大仏が作られ始めて、さらに出来上がったところまでイメージしてもらえたら。その間に動き回っていて主たる作品だった大仏カーがいかにその後貴重なものになるかというのをイメージしてもらいたいなと思っています。大仏が出来上がった時には、もし購入してくれる方がいたら「あそこで買っといてよかったな」って思えることが必ず来ると思いますので、是非宜しくお願い致します 。

今回ご案内のコースへのご支援はこちら

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第二回目 大仏造立クラウドファンディングに挑戦中

大仏造立の物語にもっと近くで参加できるクローズドコミュニティ

こちらのクローズドコミュニティ(非公開コミュニティ)では、このプロジェクトにご関心のある方向けに情報発信し、コミュニティ内でつながっていけるようにいたします。ご入会はクラウドファンディングへのご支援、または1000円以上のご支援をいただいた方はどなたでもご参加いただけます。コミュニティはFacebookを利用します。お申し込みはこちらのフォームにてお願いいたします。令和の大仏造立の物語に、一緒に関わってみませんか? なお、いただいた申込金は、大仏造立資金に活用させていただきます。



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