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私のトリセツ帖

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誰でも心身の調子に波があります。 その調子の波に飲み込まれて生きづらさを感じている人は、ぜひこの「私のトリセツ帖」を使ってみてください。 自分の波の傾向を知ることで、自分との付き… もっと読む
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記事一覧

“私のトリセツ帖”をどうするか

長らくご無沙汰しておりました。 なんだかバタバタと新しい仕事の依頼などありまして、忙しく…

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新しいことを始めるのに良い季節

いろいろ思うところあって、冊子を作ってみようかと構想中。 構想中だなんて、大げさなワード…

不安の連鎖

皆さんは何か不安なことがあった時、それを口に出しますか? たとえば「明日、試験やねん。不…

原因を知りたいと思うのは②

前回は「こころの問題を脳の問題にすり替えないでほしい」と考えていた私が、長い間、精神医療…

ポジティブでもネガティブでも

ポジティブという言葉にどこか尻込みをしてしまう自分がいます。 たぶん、どこかひねくれてい…

思春期へのメンタルヘルス教育

医療機関に勤めていた頃、大学入学前後で発症して、数年が経過してからようやく精神科治療にた…

カップ麺ができあがるまでの3分間

「待つ」ということがそれほど苦にならない。 そういう風になれたのは、きっと対人援助の仕事をさせてもらったおかげだと思います。 対人援助職にもいろいろなタイプの人がいて 「相手が患者さんや利用者さんだったら待てるけど、同業者には厳しい」 そんな人もいるけれど 私は“相手が誰であれ同じであること”がわりと大切だと感じているし 実際、私の中でその境界はあいまいなので、分けるということのほうが難しいのです。 誰かからの返信がなかなか来ないとか 物事がなかなか決まらない(進まない)

小さな相談室 おみくじカフェ

まちの保健室という言葉をご存じでしょうか。 私の住む町にも最近、まちの保健室が広がりつつ…

記録する時は「良い/悪い」の判断を横に置く

自分を記録する時に大切なのは 「良い/悪い」の判断を横に置いておくことです。 これが言うは…

私のトリセツ帖 ~まとめ~

「私のトリセツ帖」のまとめのページです。このマガジンの記念すべき30本目の記事にあたります…

日課と役割

不測の事態(病気やトラブル、大きな災害や新型コロナウイルスなど)によって、“ふだんの私”…

22.回復の段階に合わせて取り戻す

前回は回復のサインについて書いていただきました。 そして、回復のサインをできれば3~7段…

薬の免震作用

あちこち寄り道するので、私のトリセツ帖がなかなか前に進みませんが。 まあ、トリセツ帖もあ…

21.回復のサインと再起動

前回までは危機的状況について書いてきましたが ここまで20記事(いやそれ以上)という… いやはや時間がかかってしまいました。 というわけで、ここからは回復についてのお話です。 上の図では危機的状況を一番の底だとして そこから緩やかに“ふだんの私”に戻っていくフェーズになります。 まずは“私のトリセツ帖”の新しいページにタイトルを書き込みましょう。 「回復のサインと再起動」です。 1.回復の兆しを知る 危機的状況が終わりを告げ、ゆるやかに浮上し始める頃、 自分におとずれ