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転職活動記録 第一回:はじめの一歩

2022年、転職することにしました。年を重ねるごとに難しいと言われる転職。今回約10年ぶりの転職活動をするにあたり、前回の自分の転職活動の情報が何もなくてちょっと苦労しました。現時点では再度転職するつもりはないけど、それでも何があるかわからないんだと痛感したので、備忘録的に。
いわゆるHow Toサイトはいくらでもあるので、私の活動記録が、誰かのヒント、暇つぶしになっておりましたら幸いです。

自己紹介

アラフォー、未婚、女性、転職数回、中間管理職。低所得ではないけどエリートでもない多分ありふれた40代会社員。専門スキル特になし。次は終活かと思ってたらその前に就活することになった。
人生設計として節目に転職をする人も多いけど、過去の私からすれば、今回は想定外の転職活動。

きっかけ

とはいえ、転職を突発的に決めたわけではなく、一年くらい転職しようかなどうしようかなと悩んでいた。でも目の前の仕事が嫌いなわけではなくて、なんとなく一日一日をこなしていき、転職活動を進めるわけでもなく、ぼんやり生きていた。
一番のきっかけは会社の環境が変わったこと。方針、風土、成長度合い……あと10年同じ気持ちで働く元気がなくなった。どうせ今の仕事に満足していないなら、転職して違う環境で不満を溜めるのと何が変わらないのだろうと思った。ある程度見えている未来の環境への不満と未知の環境を天秤にかけ、後者を選びたいと思ったから。
二番目は、高齢になり離れてくらす親。今環境を変えておくことで親に何かがあったときに動ける(もしくはさらに転職をできる)仕事にしたいと思った。結局、会社の状況、家族の状況、私の気持ちが重なりあって、時が満ちて行動に至ったという感じだ。

40代という年齢が転職に及ぼす影響

以前に比べて転職はポピュラーになりつつある今でも、ネットでも年齢でカテゴライズされることは多いと感じる。正直、仕事は山のようにある。ただ仕事を選択したいのであれば「希望の仕事に就職出来る確率」は下がると感じるのが本音。

シンプルに今私が20代と同じ気持ちで「未経験の仕事でもやる気あります!」とやってみたい仕事に応募してみても、余程万年人手不足の職種でない限り、書類はほぼ通らない。
また、私自身が「給与とか休日とか関係なくとにかく職に就きたい!」という気持ちでの転職活動をしていない。やはり20代に比べたら体に無理がきかないことも自覚しているし、定年も決して遠い未来ではない。ここから積み上げるキャリアが目に見えて有限であるからこそ、「40代の転職は難しい」と一般的に言われるのだと思う。

話が若干それてしまうが、結果的に、現状への不満からの「環境を変えたい」というのが転職理由の一つになるのだが、業務や給与への大きな嫌悪があったわけでもなく転職を考えたのは初めての経験。じゃあ何でやめるんですかって話だけど、まぁそれはそれとして。
今回、私は過去に何度か転職をしているから、今の仕事に不満や目的を失い始め人生の岐路に立っているなと感じた時「転職」という選択が浮かんだのだと思う。
逆に、ある一定の待遇も保障されている職を変えるなど、我慢が足りないと感じる人もいると思う。長く働いたからこそ、時代とともに会社も変化を遂げた。そのまま働く選択肢が悪いことではなく、維持変化を天秤にかけた時に、私は転職経験があったから「変化」を選んだというだけ。

ただ、完全にマインドの話ではあるが、もし40代の今、初めての転職活動だったとしたら、現在の環境に大きな変化を求めるには、今以上の大きな勇気を必要とする決断だったように思うし、変化を選ばなかったかもしれない。どちらが正しいというわけではなく、ただ今回は変化の選択をしただけ。

退職が先か、転職が先か

某サイトで見たところ、転職を決めてから退職する方が6割、退職を先にする方が4割だそう。これに関しては、個人的には好みだと思っている。
退職を先に決めてしまうと、無職期間のリスクが生まれるのは間違いないので、デメリットを減らすという意味では、仕事をしながら転職活動をする方が焦らず転職活動が出来るため一般的なのだろう。
もう一点、例えば現状に不満をもって転職活動をスタートしてみたが、今以上にやりたい仕事がなかったり、待遇が良い、年収が期待できる仕事がないと思ったとき、改めて今の職場で頑張ろうと仕切りなおすことが出来る。
デメリットは、面接の日程調整が難しいことと、入社日を即日に出来ない点と言われているが、内定をもらえる企業ならば、それってそこまでデメリットではないのかなと思うのだが。

先に退職を決めてしまうと、無職へのカウントダウンが始まるので、無職へのリスクと同時に、焦って転職先を決めてしまって失敗するということも転職関連のサイトでは書かれていることも多い。

まぁ事実そういう場合もあると思うのだが、私は過去の転職活動すべて退職を先に決めているし、転職先が「失敗だった」と思ったことは一度もない。だから一般的にそうだったとしても、自分が当てはまるとは限らないし、結局は好みだと思う。今回も退職届を出し、退職日を先に決めた。
私にとっては、仕事をしながら転職活動を行うことは、いわばダブルワークのようなストレスで、現在の仕事に加えて別のストレスが生まれることは、無職になることのリスクよりも避けたいことだっただけだ。
後は配偶者や扶養家族等置かれている環境、背負うものかな、と。

さらにメンタル面で言うならば、後に引けない状況を作り出すことで、真剣に転職活動を行えるともいえる。結局は自分の心と相談することが大切。

でも、もし今転職をするかどうかを悩んでいるのであれば、在職中に転職エージェントに登録してみることをお勧めする。既に2000字を軽く超えているのでそのわけは次回。



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