スクリーンショット_2020-02-28_0

次男誕生まで残り11日、子供2人の手離れまで残り20年、そして必要なカネは。

以前も書いたが、自分は子供と日々を歩むようになって初めて、自分が死んだあとの世界についても見通しを立てるようになった。

数多ある我が身の変化の中で、それは地味にデカい。いや、人として大きくという聞こえのよさそうな文脈にしたいけれど、実際はそれよりも家計のロードマップめちゃくちゃ奥行きできちゃったねっていう話で。大人ふたりなら無頓着に生きてもある程度なんとかなるだろうが、いまテキトーに生きだすと最悪2、3名死ぬっていうんだから…わたくしのていねいな生活の中にいつの間にか一本の緊張の糸が見え続けている。

そういう意味で、「ご準備」と銘打って日々を記録してきた割に、残り11日にもなってぜんぜん家計はおざなりだよねと反省している。ただそれが伝わらないことはまだ反省していなくて、なぜなら反省していないからだということこそは反省したい。

いや実際「暮らせているし貯金もないわけじゃないから、まあ…」みたいな気持ちでいるのが正直あった。想像しきれていないことに甘んじて、具体的なイメージを浮かべないままで。しかし子供ひとり育てきるには1000万以上かかるわけで、まもなくそれが二人体制になるんだ。今だって認可保育園に入れたとはいえ毎月の保育料はウン万円かかっており、こんなご時世だから「子供の医療費無料やめまーす」なんてこともあり得てしまう。などを考えるとようやく「2児、すさまじいな」という言葉が口をつく。

こうしておれは家計を見る(のか)。ただ、なるべく解像度は荒いままクリティカルな路線図を作ることにしていきたいと思う。独身時代に神経質なくらい家計簿を付けていたことがあったけれど、心身や暮らしを細らせるばかりでいけなかった。今それをやったら妻の家電の使い方一つ一つやファン課金体質にまでヒリつきかねない。そういうことではなく、メンバー全員がトンカツをいつでも食えて、困ったときは札束で殴る選択肢のある状態にし続ける道を目指すのだ。毎月数百円の節約とかではなく「みんなが生きていける金プラスアルファ」を把握して、その状態に持っていきである。はいまずは目標設定ができました。もう今日はこれでよござんすな。

そんなお気持ちになったのはもちろん確定申告シーズンだからです。書籍の印税含め「本人」名義での年収は100万円以下でした。嗚呼ーッ。

この記事が参加している募集

育児日記

サポートありがとうございます!遊ぶ金に使います!