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ライターと作家の違いとは?

Webライターのメグノンです。

ここ数週間ほどでスキやフォローが増えました。
リアクションがあると嬉しいものですね。
ありがとうございます。

今回のテーマは「ライターと作家はどこが違うのか?」です。
どちらも書く仕事であるのは同じ。
しかし決定的に異なる部分が存在します。
さて、それはいったい何だと思いますか?

ずばり「何を書くのか?」です。
少しだけ種明かしをしたところで、本題に入りましょう。

1.ライターと作家は似て非なる職業

大事なことなので、もう一度いいます。
ライターと作家は似て非なる職業なのです。

何故かというと、書く対象物が違うから。

ライターは自らの外側に存在する、ありとあらゆる事象を取り扱います。
そして作家の場合は、自らの内側から湧き出るアイデアがネタとなります。

つまりベクトルが正反対なのです。
これってかなり大きな差ですよね。

厳密にはライターにも種類があるのですが、今回はそこまで踏み込みません。

「自分の中に書きたいことがある人=作家」であり、「書きたいことはないが、自己表現の手段として文章を書く人=ライター」だと思ってください。

2.私が作家になるのを諦めた理由

今はWebライターを名乗っている私ですが、子どもの頃は小説家になるのが夢でした。
結論からいうと、Webライターになってよかったと考えています。

先にお伝えしたように、作家は「これを書きたい!」という世界観を持っている人です。
私も子どもの頃に小説の真似事のような文章を書いていました。

実際にやってみた感想を一言でまとめると

小説を書くのって、すっごく面倒くさい・・・・・・!

そう、まことに骨が折れる作業なのです。

たとえばストーリーや登場人物を考えたり、伏線を張り巡らしたりと手間がかかる作業だらけ。
それが楽しかった時期もあるのですが、飽きっぽい私はすぐにやめてしまいました。
おもしろそうなネタを思いついても、最後まで書ききれないのです。

この致命的な欠点を克服できなかったため、少女だった私は作家になることを断念しました。

会社員からWebライターになったのは偶然の産物でしたが、物書きになる夢が思わぬ形で叶ったので良しとします。

3.こんな人はライターに向いている

佐藤友美さんが書かれた『書く仕事がしたい』という書籍をご存じでしょうか?

ライターとして生きていきたい人は、ぜひ読んでみてください。
今までたくさんのライティング関連の書籍を買いました。これは間違いなく上位3位以内に入る良書です。

私が感銘を受けた言葉は山ほどありましたが、なかでも記憶に残っているのはこの2つ。

ライターは書きたいことがなくてもいい
ライターとはおもしろがれる人である

「まさに私のことだ!」と思いました。
ネタは持っていないけれど、とにかく書きたい。書きたくてたまらない。
そして好奇心だけは人一倍あると自負している。

おもしろいネタを見つけたら、それを誰かと共有したい。
その手段として記事にする。

ライターとはそういう仕事です。

つまり「誰かに何かを伝えたい人」はライターに向いています。
もしあなたが迷っているなら、とりあえず挑戦してみてはいかがでしょうか?

4.まとめ

Webライターの仕事が合わないと感じている人は、もしかすると作家に向いているかもしれません。
あるいは編集者タイプの人間なのかも。

自分は何を書きたいのか?どんな文章を書きたいのか?
改めてじっくり考えてみましょう。

今回はこれにて〆とします。
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ライター2年目を迎え、ようやく植物の芽が双葉になりました。 これからも読者におもしろいと思ってもらえる記事を目指して書き続けます。 サポートしていただいた分は書籍の購入費用に充てる予定。