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Web ライターは“一流の役者”を目指せ!

Webライターのメグノンです。

去る10月某日、ミュージカルを観てきました。
久々に吸った生の舞台の空気はすばらしかったですね。
「舞台は生モノ」なんて言いますが、まさにその通り。
同じミュージカルなのに、座席が違うだけで印象はがらりと変わります。

今回は「Webライターと役者には共通点がある」と思ったところから着想を得たお話。
観劇レポートではございませんのでご安心を。

1 舞台は総合芸術

ミュージカル好きにはおわかりいただけると思いますが、1つの舞台を構成する要素は多岐にわたります。

脚本、演出、振り付け、衣装、照明、音楽、エトセトラ。
どれか1つでも欠けたら成立しません。
すべての準備を整えたら、ようやく役者の出番。
板の上に立つまでに、さまざまな工程が存在するのです。

これが「舞台は総合芸術」と称されるゆえん。
スポットライトが当たらない部分で多くの関係者が動いている。
それぞれが与えられた役割をこなさなければ、ミュージカルは成立しないのです。

観客の立場だとそこまで深く考えないかもしれません。
映画のエンドロールを見ればわかりますが、キャスト以外にもたくさんの関係者が名前を連ねていますよね。
私たちが見ているのは表面的な部分だけ。
役者だけでは映画は成り立たないし、スタッフだけでも然り。

2 Webライターと役者の共通点

ここからが本題です。
Webサイトもある意味では総合芸術だと思うのです。

1つのサイトを運営するには、ライター・編集者・Webデザイナーなどの協力が求められます。
編集やデザイナーは裏方。ライターは黒子の役者。
そして観客にあたる読者がいる。

なぜライターが黒子の役者かというと、記名記事でない限り基本的に書き手の顔が見えないから。

腕の良いライターは一流の役者に似ています。
自ら営業しなくても依頼が舞い込み、仕事に困りません。
いい仕事(=読まれる記事を書く)ができれば、ずっと舞台でスポットライトを浴びていられるのです。

もちろんライターだけではサイトを運営できません。
私たちが預かり知らぬところで動いている編集担当者がいます。
お互いに持ちつ持たれつの関係にあるのがライターと編集者。
いわば両輪だと思うのです。

3 まとめ

ライターは仕事相手と直接顔を合わせる機会がほぼありません。
記事を執筆して納品することだけに集中しがちです。
しかし、その後で記事を編集する人がいるのを忘れてはいけません。
そこに意識が向いていれば、自然と気遣いができるライターになれるのではないでしょうか。
継続してもらえるライターとは、即ち細かい気配りができる人なのです。
(納期やレギュレーションをきちんと守るのが大前提!)

今回はこれにて〆とします。
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ライター2年目を迎え、ようやく植物の芽が双葉になりました。 これからも読者におもしろいと思ってもらえる記事を目指して書き続けます。 サポートしていただいた分は書籍の購入費用に充てる予定。