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褒められた時の返し方達人になりたい/230615


褒められた時の返し方ってむずくないか

大したことないみたいな反応をすると相手の気持ちをぞんざいに扱う気がするし、妙にへりくだるのも嫌な気持ちにさせるし、いつも最適解はなんなんだろうと思っている。

よく褒められる保留


正直、すごくよく褒められてしまう。
ありがたいし嬉しいのに、本人的には当たり前なのがまた良くないのかもしれない。
あと、まじでなんて返したらいいのかがわからない。

褒められる部分というのは苦労したものもあればそうでもないものもあって、苦労したのは大学とダイエットしかまずは浮かばない。
よくある、本人的には普通だからそこまで価値を感じてないやつになってしまう。

しかも大学もダイエットもコンプレックスを深く抱く人が多いのも知っているので、こちらとしても答え方が毎回座布団MAX前提の大喜利のようで100%キメなくてはならないシチュエーションでもある。

答えのイメージによって私のイメージもけっこー決まる大切な部分だったりするとわかったので答えをよく考える。


ちょっとだけ分かり合える相手


高学歴の方々

彼らも似たような境遇らしく、その部分でけっこう分かり合える。
更にお互い「上には上がいる」のもよく知っているので「そこまででもないんだけどね」ともなるし、少しだけ迫害されている分(被害者意識ですまん)お互いを尊重することをよく知っている。

相手は絵が描けたりする私が羨ましくて、
私は彼らがとにかく勉強できたことが羨ましいから。

それと、ここが面白いのが、そういう人たちは絵画、音楽、映画などのアカデミックな部分にも精通していることもとても多い。

すげーなきみたち。

ちなみにこれだけ答え方に散々悩むけれど恋人に褒められると「え?ほんと?すごい?ほんと?もっと褒めて!」と言えるのが良い。


ワイのアフロディテ


高校の時だったか「誘惑のアフロディテ」というウディ・アレンの映画が公開された。
主役に抜擢されたミラ・ソルヴィノの見た目が大好きで、その後彼女がハーバード卒だと知った。

当時からサピオセクシャルなので「こんなに美人なのに頭も良いんだ!すごい!素敵!」とインタビューやシネマ通信を録画しながら観ていた。

その時、おそらくめざましテレビでのインタビューで赤いドレスを着て座っているミラに、やはり学歴のことをインタビューしていたのを見た。

「ハーバード卒ということで、すごいですね!」

そう問われると、答え慣れたようにこう答えた。

「…通っていただけなんですけどね😊」

個人的にはこれが最適解な気がしている。


言う方もとりあえず言ってることも多い


相手としても触れずにいるのも失礼だしな、というのもわかる。
特に私は「どこからどう見てもカタギ(普通)じゃない雰囲気」らしくて、よくお店でも「クリエイターさんですか?」も聞かれるし、言わなくても何かが伝わってしまうらしい。

「クリエイターさんですか?」はとても答えやすい。
ただの職業だから自慢にもコンプレックスの刺激にもならない、と思う。
あーなんか作ってはるねんなぁくらいのもんだろう。

ただ「クリエイターさんですか?」→YESのあとは決まって「そういう学校出てるんですか?」にもなるので、結局答える羽目にもなる。

相手は特に何も思っていないのが半分、何か思う人が半分くらいの体感なのでとにかく地雷を踏まないように、を気をつけている。

だから余計に当たり障りが無い答えを用意したい、が強いのに、考え過ぎて答えがわからなくなってきている。

タイミングや相手の性格を見極めたらいいのだけど難しい。

嫌われたくないし偉そうに思われたくもない。
そう思って「あーどもども」くらいに流していた時期もあったけど、それも逆に良くないともわかった。

その他の褒められるものについても、割と本気でいつも「なんて返せば嫌われないんだろう/当たり障りないかな」と考えている。
そこがまた嫌われるのもわかっているけど、もう正解もわからんねん。

とりあえずミラ・ソルヴィノをモデルにしてみようと試みている昨今。

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