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五月病終了のお知らせ/230508


「やる気が無い時は、やる気が無い状態に浸る」

40年も生きていれば、大抵のことは同じ流れを歩む。
そうなることも理解してくる。
自分のトリセツができるわけで。

やる気が無くても自分のことだからまた勝手にエンジンがかかるし、そうしたらまた忙しいから今の無気力も味わっておこう、と思いつつ、一方で「あーやる気ないってまじ暇だし身も心も重いし最悪」と毎日思う。

しかも私の無気力は1ヶ月持たない。

「早くまたやる気に満ちたいなー」と思いながらフラフラ歩いたりお昼寝したりするけれど、「そういう時は何しても無駄」もよくわかっているので「もうとことん何にもしないんだから」と腹を括る。

やる気が無い期間は本気で一日が長くて、やる気に満ちている平常時は一日が短すぎる。
やりたいことが多すぎて、でもやりすぎてはいけないからそこのフラストレーションもある。

でもやっぱりやる気が無い期間はすごく嫌だ。
いつも好きなもの、数少ない好きなものすら色褪せて見えて重力がかかる。
重力がかかるから色褪せも変えられない。
バッドスパイラルようこそ。

だけど「どうせまたやる気がみなぎるのが自分」ということもよくわかっているので、そうなった時にすぐに取り掛かれるように準備しておいた。

やってみたかった手相の本、ノートを買って、
韓国語を勉強するノートを探して、
お出かけする用の服をたくさん買っておいて、

我ながら抜かりが無い。

お昼に少し散歩しながら、むくむくと自分の中に何かが戻ってきた感触がして「あ、きたかも」と思った。
ゆっくりむくむくを感じている今。

でもまだお布団が楽しい。
家ではあれこれしたいけど、どこかに行くよりじっとしていたい気分。

お布団で枕元にiPadを置いて何かを流しながら、スマホで何かを見る。
そして寝落ち。

たまに顔にスマホが落ちてくる。
決まって上唇。

やめたい。


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