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ウィーン旅行記🇦🇹


パリ旅行記から行った順番に書こうとしてパリは2度行ったのもあって内容が膨大すぎて、ウィーン旅行記を書こうと思います(ウィーンもなかなかの量な気が‥)
ウィーンのイメージは元日に見るニューイヤーコンサートのイメージでした。あと少年少女合唱団に所属していたのでウィーン少年合唱団も‥
オーストリア全体でいうとサウンドオブミュージックとかも🎵

クリムトの接吻などの名画もウィーンにあるとの事でヨーロッパ旅行の目的は美術館で名画を見ることだったので興味を持ちました。
サウンドオブミュージックのロケ地のザルツブルクにも行ってみたいと思い、ヨーロッパに住んでいる今がチャンスかもと思いオーストリアに行ってみることにしました!

ヨーロッパ3週間の旅の中盤で疲れが出てきた&行きたい場所があって時間確保したのに入場料高すぎてゆっくりめの4泊5日の旅になりました😅
熱波の中のウィーン旅行でかなり暑かったです

楽友協会ホールでコンサート

ウィーン初日は楽友協会のホールでコンサート。
楽友協会ホールはウィーンフィルのニューイヤーコンサートが開催される会場。
ウィーンフィル等のプロのオーケストラは夏のオフシーズンで公演がなく、セミプロのオーケストラのコンサートでした。
曲目は知らない曲&オーケストラにしては静かめな曲が多くやや退屈でした。
チケットの値段は7ユーロほどの立ち見席でしたが、直前になり空席に座っていいと座席番号付きのチケットを渡されました。
バルセロナのカタルーニャ音楽堂は中を見学するのに10ユーロ以上したことを考えると入場料だと思えば満足です!
夏のオフシーズンだからプロの演奏見れない!と思っていましたが、街中にモーツァルトのカツラ被った人が観光客向きのコンサートのチケットを販売していたのを、見かけました

ウィーンの街中には有名な作曲家の像もたくさんあり、モーツァルト像の前には、ピンクの花がト音記号の形に植えられていて可愛かったです

モーツァルトの像
ヨハンシュトラウス2世の像



ウィーン美術史博物館


ヨーロッパでよかった美術館トップ3に入る美術館です(よかった場所ありすぎて絞れないけど、多分)
入場料は学生でも20ユーロ前後しました。オーディオガイドも有料で借りましたが、あった方が楽しめます。

天井画には美術館にある作品を描いた画家たちがいます

最初に見たのは古代エジプトのコーナー。ヨーロッパに来て何で古代エジプトやねん!って思って、イギリス旅行でも大英博物館に行かなかった私ですが、オーディオガイドを聴いていると意外と面白くてじっくり見てしまいました。
まだ行ったこともないエジプトという知らない世界を知れた気分です。遠い国の品がヨーロッパにもたらされた理由には、あまり肯定できない部分もありますが、オーストリアでは研究が盛んだった歴史があり、日本が中国、韓国以外の外国をよく知らない時代に遠い国の歴史を研究していたと言うのは興味深いです。

エジプトコーナーにいたカバ🦛

お昼過ぎから夕方まで5時間近くいた気がします!
美術館好きな方は最低半日は確保しておいた方がいいです。私は3フロア中2フロア見ましたが、絵画コーナーの1フロアで6時間いた人もいるくらいです!

絵画コーナーは一部工事中で、見れず残念でしたが、ヨーロッパ各地の有名な画家の絵が見れて大満足でした。
すでにイタリアやスペインなど訪れた土地出身の画家の絵もあり、ヴェネツィアの景色を見て懐かしい気持ちになりました。

ディエゴベラスケスのラスメニーナスを始めとするマルガリータ王女の肖像画は何度も見ています。
以前、東京のハプスブルク展にも、マルガリータ王女の肖像画があり(おそらく美術史博物館から来たもの)スペインの王女なのになんでウィーンの美術館に複数枚あったり、ハプスブルク展にもあるの?と思っていたのですが、彼女はオーストリアに嫁いで行ったんですね。
イギリスでも一枚見かけたし、ラスメニーナスが飾られているスペインのプラド美術館には2回行ってるし、幼少期に母について行った東京の美術展でも見たので、何度めだろう🧐
可愛らしい王女のイメージでしたが、若くして嫁いで私よりも若くして亡くなった過去を持つ彼女。
何度も色々な場所で見ているから自然と愛着が湧きます。

マルガリータ王女


もう1人思い出に残っているのがルーベンス。ベルギーには行ったことがなく、中学生の頃に地元にルーベンス展が来た時やスペインで四年以上前に見ましたが、今まで印象が薄かったんですね。
フランダースの犬でネロが最後に見たかった絵のイメージが強いです。
女性の描き方に何となく惹かれました。宗教画だけでなく、若き妻のヌードを描いた作品もあったのですが、オーディオガイドの説明や作品を見る限り変態なのかなと思います。
ルーベンスに限らず画家は変態が多いと聞いたことがありますが、それを実感し、その変態が生み出した作品を好きになりましたね。

ルーベンス


ベルヴェデーレ宮殿 上宮


接吻をはじめとするクリムトの作品やナポレオンの肖像画が有名な美術館。
有名な絵はもちろん、クリムトの描く接吻以外の花などの絵に惹かれました。

クリムトの花の絵💐

シェーンブルン宮殿

世界史無知の私ですが、マリアテレジアは世界史Aの授業で聞いたことあります。
残念ながら中は撮影禁止🥺
オーディオガイドでオーストリアの歴史を知りながら回れました。
エリザベート王妃(シシィ)のことが好きになりました❤️

こちらも世界史の教科書や、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの映像に出てきた場所。

カフェザッハー

予約がいっぱいだったので並びました。デメルとどちらに行くか迷いましたが、日本にはないザッハーをチョイス。
母が昔食べた時にあまり美味しくなかったと言っていたし、ネットでもやや不評?で、デメルとの食べ比べではデメルのウケがいい感じでしたが、そう言われてみると逆にザッハーのが食べたくなる🍰
サルミアッキよりは美味しいし、チョコケーキが死ぬほど不味くなることはないだろうから‥

濃厚なチョコケーキに杏ジャムの酸味と洋酒が効いてて普通に美味しかったです。
値段に見合った味かと言われたら‥ですが、日本にはない味だし経験料だと思えば
カフェメレンゲ(ウィーナーコーヒー)も美味しかったです。
猛暑だったのでチョコケーキ向きのシーズンではなかったですね。

プラーター公園

映画第3の男に出てきた観覧車のある遊園地。入場は無料でアトラクションごとの支払いでした。

スプラッシュマウンテンのような乗り物に乗ってみました。値段は1日5ユーロ(現金のみ)
イカダの中は水浸しで安全バーもなくて真ん中の出っ張った所にまたがるだけという、何とも安全面で怖い乗り物。 水飛沫はレールの外側に飛ぶだけで乗ってる人にはかからなかったです笑

夏のヨーロッパは日が長い
スプラッシュマウンテン的な乗り物

その他食べ物

ウィーンについた時間が昼時だったので、早速シュニッツェルを食べました。
ヨーロッパあるあるの山盛りポテトは完食できなかったけど、貴重なお肉は完食! 値段はドリンク付きで11〜12ユーロでフィンランドより安め

ファストフード店のような場所で食事


うさぎのスタンドでカリーブルストをオーダー。
その前に行ったスイスやザルツブルクでもホットドッグスタンドに行ってて、レストランより安いし、パンもついてくるので気に入ってました🌭

ソーセージにはパンがセット
この後ワンちゃんが道路に出て危なかった


通りすがりのカフェで一服。
日本の喫茶店にもありそうなメニュー。
アイスのウィンナーコーヒーが飲みたかったのに、見た目に惹かれてアイスにしました🍨

レトロな見た目。奥にナッツ味のアイスが入っていたのが異国感


他にはNaschmarktという市場にも行きました。屋外なので暑い。少し安めに食事ができたり、お土産が見れるので旅行先ではよくマーケット行きました。


驚いたのが、ウィーンは日曜日は多くのスーパーが閉店していること!数少ない日曜営業のスーパーに入店の列ができていました。
フィンランド(ヘルシンキ)では日曜は個人店や、独立した店舗はいくつか閉店してますが、スーパーやショッピングモール、デパートは時短営業で開店してるので驚きました!
ノルウェーのトロムソでもショッピングモールやスーパーも日曜日は閉店とのこと。
働く人には優しいけど、初日が日曜で食べ物買い出したかったので困りました😅

あと、暑いのに冷房がない場所が多かったです。
トラムの中、コインランドリーは暑かった。

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