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バズりの種はここにあり

2022/01/20改稿

皆さん、こんにちは。2019年末に、愛猫との思い出を蘇らせるために開設したこの垢も気がつけばもう三年目に入り、月日の過ぎ去る早さに驚いています。

さて、垢開設以来、恥ずかしながら僕の中にはずっと「SNSでバズってみたいな」との沸々とした思いがありました。なので、当初は本当にもろもろ必死に試しまくっていたものです。特に、同時期に開設したTwitter垢にてトライしたものです。

が、まったくもってその気配すら感じられない……。何をどうやってもダメ。当然、意気消沈します。諦めきれずに、なおも模索を繰り返してみるのですが、当然のごとくといったような空振りが続くだけでした。

そうした無為の日々が続き、そろそろ半年が過ぎようとしていた頃だったでしょうか。予想もしない思わぬ出来事がきっかけで、なんとついに……奇跡が起こってしまったのです!


あれからあっという間に時は過ぎましたがせっかくの機会ですから、このタイミングで、自分の(いつも大したことない呟きですみません)ツイートに対して、どういうわけか100以上のいいね! がついたもの——皆さまのご厚情に深く感謝申し上げます(_ _)——を中心に、〝いいね〟って一体何なの? という観点から、それらを少しだけ振り返ってみたいと思います。果たして、バズりに繋がる芽のようなものはあるのでしょうか。これが本稿のテーマです。


■まずはとりあえず、自分の主張が注目されたケース

お寺参りって何を目的にしているの? という質問をよくもらうので、それについて、「仏さんならこう答えられるかな」という視点で呟いたものです。


もともと #坊さんあるある というハッシュタグが活発になるお盆の時期に投稿したものでした。同業者を中心に「いいね」をボチボチ頂けて、次の日も張り切ってお盆参りに出かけた記憶が蘇ります。


コロナ関連での仏教的視点を盛り込んだツイートでした。


これも、コロナ禍ネタなんですが、少し違うのは、自著がそれに巻き込まれてしまい、新刊なのに書店が営業自粛で「人目に触れない地獄です、助けてください!」という自虐ネタに対して心優しい人たちから「応援」いただいたものです。


■自分のツイについた引用RTが伸びる系

気になるニュースがあったのでコメントをつけて発信したところ、それが引用RTされて、意外に伸びたものです。自分の元ツイよりも、引用してくださったこちらの垢の方が伸びましたね!



■>RT系

他者のツイートに対しての「引用RT」でつけたコメントが伸びたものです。



■リプ系

カレー坊主さんが例によってバズったので〝リプ〟したら、連動してインプレッションが10万超えして、リンク先のnoteのプレビューも数千PV単位で急伸したのであります❣️(_ _)


他者へのリプが結構伸びた例です。元ツイの方のフォロワーさんが沢山のいいねをくださったおかげですね。



■ニュースを要約して一言コメント投稿系

気になるニュースの要約をして一言コメントをつけて発信したもの。



■ツリーで無理無理伸ばす系

こちらは100いいね!まだいってませんが、間もなく到達の予定です。というのも、ツリーでひたすら伸ばしているので……(_ _)💦



■インフルエンサーからのメンション(この時はガッキーさまから)

自分のツイートとは関係しませんが、インフルエンサーからメンションとばしていただき、そこから自分垢への訪問が結構ありました。



■インフルエンサーからRTされたケース

ガッキーさまの画が素敵でちょっと絡ませていただいたところRTいただき伸びました!



■(たぶん王道であると思われる……)いい話でバズった系

このツイートで初バズりを経験しますた❣️(_ _)〔3万4千いいね!,1万4千RT〕



■バズった自分のツイートにツリーで更にぶら下がったケース

バズったならば少し宣伝してもよい、ということらしいので、ツリーでそういうのをぶら下げました。



■バズルきっかけをつくってくださった元ツイさんへの御礼RT

一連の奇跡は、この「岡田悠」さん——「0メートルの旅」の著者が、僕の本『子どもの道くさ』をご紹介くださり、そのツイートがめちゃ伸び(12万いいね!)したことがきっかけでした。感謝の気持ちを込めて、岡田悠さんの著書をここにご紹介させていただきます。よろしければ是非お手にとって頂けますと幸いです。



■おまけ

これもウケがぼちぼちよかったので、ツリーでもうひと伸びを目指そうかと……。全てはカレー坊主さんのインパクトありすぎなご尊顔のおかげと感謝申し上げます(_ _)


以上、つらつらと 100いいね! がついた拙ツイートを追ってまいりましたが、はっきり言って「これがバズるためのキモ」、というような種は見当たりませんね……。

しかし、以下、傾向みたいなものは若干あるような気がします。

①いい話系 ②驚きネタ ③心打たれる画 ④つい膝を打ってしまうツイート ⑤単純に面白系 ⑥思っていても口にしにくいことの代弁 ⑦秀逸コメント+写真 ⑧誰もが知りたいと思っているニュースの要約など ⑨面白い動画


改めて思ったのは、バズることを第一目的に置くと肩に力が入りすぎてかえってうまくいかなくなるような気がするってことでしょうか。自然体で、自分が面白がるなかで「これをツイートしてみたい」というものがあれば、結果、そんなものこそが意外に共感を得られやすいように思うのです。

ゆる〜く楽しむ。自分やフォロワーさんを解きほぐす。そんなSNSライフを送りたいものですね🐈

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【著者略歴】水月昭道(みづき しょうどう)。福岡県生まれ。人間環境心理学者。博士(人間環境学 九州大学)。西本願寺系列寺院住職。立命館大学客員教授。著書「子どもの道くさ」(東信堂)が14年の刻を経て2020年夏にSNSでバズり復刊増刷。他にベストセラー「高学歴ワーキングプア シリーズ」(光文社新書)、「お寺さん崩壊」(新潮新書)、「他力本願のすすめ」(朝日新書)等。「月刊住職」連載(2017年5月〜2021年7月)。




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