休むためのサイクリング/2020年01月30日
・走ること、自転車に乗ることが割と好きだ。
・やり始めると結構長距離を走ってしまう。以前も休日に時間が許す限り自転車を走らせていると気がついたら40kmとか走ってしまっていることがある。急に長距離を走ったからか、走った直後に足に感じる乳酸が溜まっているとき独特の疲れが、なぜか数日間取れなかった。
・もっと言うと「休みの日にアクティブなことしちゃう僕ちんって良くない良くない良くない~~~~!!!????」という気持ちは少なからずある。外面を気にしての趣味、考えうる限り最悪の動機である。
・そういった下世話な気持ちは置いておくとしても、走ったり自転車に乗ったりすることは好きだ。
・ただ、冷静になって考えてみると自分は明らかに、休日は家の中で一日を過ごすのが性に合っているタイプの人間だ。小学校のときの休み時間に校庭で遊んでいるのを見たことがないタイプの同級生、一人はいなかっただろうか。その後進学した大学の講義室の隅で、似たような友達とポケモンの個体値の話とかをしているに違いない。そんな子供だった。
・ではなぜ急にアクティブな趣味に傾倒することになったのか、自分なりにしばらく考えてみたときに心当たりがあったのは、いずれもその最中は無心になれるということだ。
・他の記事を読んでもらうと分かりやすいけど、私は脳のリソースに少しでも隙間ができるとそのようなことを常に考えて生きている。これはもう自分ではどうにもならなくて、そのせいで午後になる頃には思考力のスタミナは切れかかっているなんてざらにある。
・それを上手いこと解消できるのがこの二つの趣味だけど、それが大目標だとした場合、頭の中を空っぽにするためだけに、かなり費用対効果が悪いことをしていることになる。しかも脳の体力を温存するための行為で身体的な体力を消費しているので、総合的に見ると温存できてない。脳が休むために体ははちゃめちゃに動かさなければならないなんて、人間としての出来が悪すぎる。
・そういえば今日、自転車に乗っているときにその記録を残したいと思って入れたアプリでおせっかいなことを言われた。
お節介もそうだけど、テキストとイラストの関係がありそうでないところも味わい深い。
そしてその下にあるボタン。
「了解。二度と表示しない。」
…そんなには突き放さなくていい。
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