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【ロウキさまとわたし】QUEST21と、この回のロウキさまが好きすぎるという話

どんな話?

私がロウキさま沼に沈んだエピソード。初恋のきっかけでもあると思う。 
普段とは違うロウキさまの優しいお声がたくさん聞ける、ロウキさまメイン回にして夢女児瀕死回
 
狼犬とロウキさまのお話。ほっこりして、ちょっと切ない。
その傍ら、ヤバツエコンビがリストラの危機を回避しようとわちゃわちゃしてる。かわいい。
 
あとゲスト怪人くんの声がとても聞き覚えのあるお声。銀魂の新八とかペルソナ5の三島くんの人だそうです。
 
 

雑感


「デュークオルグ・ロウキ」という存在のパーソナリティを覗けるいいお話だと思う。
QUEST16に引き続き、情景描写がよきよき。諸田監督の撮るロウキさまが好き…
 
「ロウキさまってオフの時(戦いがない時)なにしてるの?」っていうのが垣間見えるのがよき。寝てるシーンがあるところとか、火打ち石で焚き火つけるところとか。
画面の外の余白みたいなものが覗けることで、彼のキャラに奥行きが出るというか。
 
「お前…仲間がいないのか?フッ…同じだな…」の台詞は本当に衝撃的だった。
ヤバツエが危機感を覚えるぐらい強いし、ロボ持ちでしかもガオレンからPAを奪って戦力を増やせるっていうすごい専売特許があるのに、彼の周りには誰もいないんだなって。
強いからこそ理解されない、ひとりぼっち…みたいな。
彼自身もそれを自覚してるっていうのがまた衝撃だった。
 
一匹狼キャラはたしかに彼のパーソナリティだけど、でもそれだけであの台詞は出てこないと思うのね。
あれは「自分に仲間はいない」って遠回しに肯定してるのと同じで。
しかも、昨日今日の話じゃないんだよ。千年間封印されてたから。
彼の戦う理由である「復讐」は誰にも理解されなくて。勿論周りはその孤独を知るはずもなくて。
「狼は本来群れる動物だ」って知ってるとさらにしんどくなる。
少なくとも彼の見えてる範囲には、仲間も群れも居ないし無いんだよな…
 
巻き込まないように、傷つけないように、刃を向けてまで自分から引き離すのがほんと哀しくて強くてどこまでも優しい
 
孤独も想いも痛みも記憶も全部ひとりで背負って、あの御方は戦場に立ってるんだなぁ…

合間にヤバツエコンビのわちゃわちゃとか戦闘パートが挟まるから、もう情緒ぐちゃぐちゃよ。
そのわちゃわちゃとか戦闘パートも深読み要素に見えてくるから不思議ね…
 
 

気づいたこと


同じ武上さん脚本である「ウルトラマンR/B」のツルちゃんこと美剣サキちゃんに通ずるところがあるよな…と。
 
ツルちゃんも復讐者なんだよな。ロウキさまと違って、表面上はあくまで「秩序の人」「守り手」として振る舞っていたけど。
 
「古き友は言った…いや、この星に友などいたことはない!!」もそうだし…自分に言い聞かせるように飴ちゃん噛み砕いたり…カツ兄イサ兄と一緒に地球を脱出するよう勧めたり…
 
なんかこう…同じ文脈を感じる…

(オチ?ないよ!!)

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