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バイブルメッセージ

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2022年2月の記事一覧

心配事がある時に思い出したい10の聖句

「心配」という言葉は中国語にはなく、「心配り」を音読して作られた日本独自の言葉だそうです。 「心を配る」=「心にかける」というのが本来の意味ですが、現在では主に「心にかけて思い煩う」という意味で使われるようになりました。 この心配は、聖書では、不安、思い煩い、悩み、憂い、重荷といった言葉でも表現されています。 今回は、そんな心配事で苦しくなった時に思い出していただきたい聖書の言葉を紹介します。 明日(将来)のことを思い煩うと、今日という日を楽しめなくなります。 明日

静まって、わたしこそ神であることを知れ

【本記事は、2020/7/18、LINEで配信されたものです】 体の不調、人間関係の問題、仕事の悩み、あるいはニュースで見聞きした気がかりなこと・・日常生活には、私たちの心を乱すものがたくさんあります。 そんな時、心に留めておくといい言葉があります。 神からの、2つの命令です。 まず、「静まれ。」 これは、ただ音や声を出さないという意味で「静まる」のではなく、心の中でも静まらなくてはいけません。 原文のヘブル語の言葉には、「あがくことをやめる」「手放す」「リラック

愛の賛歌(第1コリント13章)

バレンタインデーと言えば「愛の日」なので、今日は愛について書きたいと思います。 特に、「愛の章」や「愛の賛歌」と呼ばれている、コリント人への第1の手紙13章についてです。 愛の賛歌この章は、イギリスのダイアナ元妃の葬儀で、ブレア首相が弔事として読み上げたことでも知られています。 また、日本でも、キリスト教式の結婚式で次の箇所がよく朗読されます。 簡潔ながら力強く、心に染み入る言葉ですね。 愛は神の本質聖書には、「神は愛である」と書かれています。(1ヨハネ4:8,16

神の作品

皆さんは、陶芸をしたことがあるでしょうか。 私は一度だけ、陶芸体験でコーヒーカップを作ったことがあるのですが、ひどい出来栄えで、鑑賞にも実用にも堪えないものでした。 陶芸は私向きではないようですが、素敵な作品を生み出せる人にとっては、とても楽しいことでしょうね。 私たちは神の作品聖書には、「神の作品」という言葉が出てきます。 「作品」と訳された言葉「ポイエマ」は、文学、音楽、陶器、家具や建築物など、何でも制作されたもののことを言います。(英語の「ポエム=詩」の語源とも