今日という日が憂鬱
おはようございます
世間的に、今日は母の日のようで
数週間前から、病院に行くときなど街を歩けばそこかしこに
母の日に送ろう！みたいなもポップを見かけた
それを見る度に、なんかモヤモヤするものを感じていた
以前の私なら
「今年はなにをあげようかしら？喜ぶかな？」と
無邪気に考えていた気がする
実際、保護を受け始める前年まで毎年なにかしら送っていた
花、洋服、コスメ…
それらを送ることで「できた娘」と思われたかったのかもしれない
なにも状況がわからず、実家と連絡が付かなくなり
見捨てられたかのように約束だった援助は無言でなくなり
手元にあったわずかなお金を切り詰め、保護に頼るしか無くなった去年
そこまでされても、なにか送るべきなのか？！と
昨年も悩んだものである。
それが1年たった今年、文字を見るのも嫌な気分になるまでに
人間、環境というものが気持ちを変えるものなのだ
とにかく外面が良かった両親
(私の友人はみんな両親を聖人かのように思っている)
祖母へいい孫(私)だと見せたい両親の欲
お姉ちゃんだから、女の子だからという言葉
弟との差別
少しでも口答えすれば父親に詰められ
首根っこ捕まれ廊下を引き攣られたりもした
目の前にはガンギマリ状態の頭に血が上って顔を近付け
大きい声で威圧する父親が居ることもあった
(別に薬なんかをしていた訳では無いが、血の気の多い父親であった)
普段はとても優しく、娘に甘い位の父親だった
今考えれば典型的なモラハラ男のような父親である
また、少しでも言い合いになればすぐ泣き出す母親
母親に泣かれてしまうととにかく自責に追い込まれ辛かった
病気になったあとも「辛いと言うな、言われるこっちの気持ちも考えろ」と
何度もため息つかれた
また過干渉なところもあったため
出掛ける際の「誰と、どこに、なにしに」の報告は絶対
これは一人暮らしを初めてからも抜けなかった
20位までならまだわかるが、30過ぎても聞かれ続け
また嫌々ながらも答え続けていた
答えないといけないと思っていた
これらのことを「しつけ、普通のこと」と捉えていた自分
しかし36年経って知った「異常だった」ということ
肩の荷が降りたと同時に
長いこと抑えつけられた感情に戸惑うこともある
突然涙が止まらないことや
とにかく怒りがわくこともある
こうやって文字にしていても涙が出てくる
きっと、それだけ辛かったということだろう
親の期待に応えないといけないと常に肩の力が入り
それが当たり前になっていたのだろう
んー言うてしまえば「洗脳状態」にいたため
自分が精神的に虐待を受けていると気付くまでは
ずっと洗脳の中で生活していたのだろう
しかし、いきなりとけた洗脳
それと同時にトラウマと戦うことになる
現在、わずかな隣人の生活音が気になってしまうことも
きっと父親の大きな声に怯えたトラウマなのかもしれない
あ、ちなみに話が逸れますが…
管理会社の対応なども加味した主治医から転宅の指示が出たので
ケースワーカーさんに話したところ
再度月曜に連絡するので、週末どうだったか教えてください
とのお返事を貰った
そこから、主治医に手紙⇒意見書の返送⇒役所での会議⇒どうなるか
前回と変わらなければ、ここまで2ヶ月以上の時間がかかった
さらにそこから、家が決まるまで2ヶ月以上
転宅のOKが出るかもわからない
まだまだ音を気にしながらの生活を考えるとげんなりする
気に入った家に住めるわけでもなく
何かあった時に簡単に引越しができるわけでもなく
(これは働いて貯金をしてる人でも難しいとは思うが)
現在、このような状態になっている事も
家庭環境が影響していたことも
なにもかも知らない家族にたいして
感謝を述べるなど出来ないし、したくない
初めの話に戻るが、そんなわけでやっと！
今年の母の日はなにもする気になっていないし
むしろ、毎日炊事洗濯を頑張っている自分のことを
甘やかしてあげようと思うくらいである
友人に丁寧な生活をしてるねと言われるほど
きちんと出来ていることに自分でも気付いていなかった
好きだから料理をする
好きだから観葉植物を育てる
気になるから掃除をする
それが丁寧な暮らしなのだと
メディアや街中のポップ、SNSなど
色々なものから入ってくる情報で
必ず母の日に何かしないといけない！
なにもしない自分はダメな子供だ！と
思い込んでいる人もたくさんいると思う
実際、過去の自分がそうだったから
でも、別にいいんだよって強制されなくていいんだよって
自分に言い聞かせることも込めて、記しておこうと思う
自分で自分の母親をしているようなものなのでw
今日は自分へご褒美をしてあげてもいいかもしれない
ま、1番のご褒美は特に何もしないかなと
今日は作り置きで食事をし
だらだらとしよう