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blender独学の完全ロードマップ【脱初心者への道のり】

どうも、びび(@kaeru_sippo0201)です。

今回のテーマは『blender独学の完全ロードマップ』です。

先日こんなツイートをしました。

こんな順番でblender勉強するといいよ」って内容なんですが、1万いいねを超えるほどの反響がありました。

独学で始めて「どうやって勉強したらいいのか…次は何をしたらいいのか…」と悩んでいる方が多いのだと思います。

そこで今回は、blender学習のこの7つのステップについて、1つずつ深堀りしていきます。

①Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblender触る
②1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握
③自分のやりたいことを絞る
④Youtubeでチュートリアルこなす
⑤資料をもとに模倣する
⑥自分の作りたいもの作る
⑦ ④⑤⑥を続ける

自分が独学で苦戦した経験から考える、失敗しない効率的な学習ロードマップです。

blender初心者の道しるべになれば幸いです。


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①Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblenderを触る

①やりたいことを絞ろうのコピー

まずはステップ1。まだ始めてすらいない方は、とりあえずblenderに触りましょう。

初心者向けのチュートリアルがたくさんあるので、まずはYouTubeを参考にするのがおすすめです。

・無料
・最新の情報がある
・本やサイトより操作を理解しやすい

と、初心者にはもってこいです。

今やツールも教材も無料の時代です。

「今年は始めて見ようかな」「参考書をまず買おうかな」なんて考えてるうちに、YouTubeでサクッとスタートできます。


何から見ようか迷ったら、こちらの『世界一やさしいblender入門』をどうぞ。

完全初心者向けに、blenderの基本を解説した動画です。

他にも初心者向けの動画はたくさんあるので、YouTubeを使って、まずは気軽にblenderに触れてみましょう。

② 1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握

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最初のステップで「blenderおもしろいかも」と思ったら、1冊でいいので参考書を買うのがおすすめ。

これはblenderに何ができるかを知るためです。

blenderは機能がとにかく豊富なので、早めに全体を把握してやりたいことを絞った方が、習得の効率が高まるし挫折の可能性も減らせます。

僕のおすすめはこちらの本です。

blenderはバージョンをアップを続けているので若干内容が古いですが、写真多めで初心者にもわかりやすい1冊です。


ただ、解説本は1ページずつ丁寧に読み込む必要はありません。

パラパラ読んでまずはCG全体の流れを把握して、あとから辞書のようにわからないことを調べるのがおすすめです。

それから、

「いきなり本を買うのは…」

という方は、この手順2は飛ばしても大丈夫。なんとなくblenderにできることがわかればOKです。


この記事で「blenderとはどんなソフトで何ができるのか」を解説しているので、よければご参考までに。

ステップ2では、CG全体の流れやblenderに何ができるかを把握しましょう。

③ 自分のやりたいことを絞る

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全体の流れがわかったら、次はその中から自分のやりたいことを絞ります。

ステップ2で少し書きましたが、blenderはできることがとにかく豊富です。

・キャラクターのモデリング
・背景のモデリング
・アニメーション
・グリースペンシル
・スカルプト
・動画編集
・etc

と、無料とは思えない多機能さを誇ります。これを全部覚えようとすると、いつになっても学習が進みません。

まずは自分が「これが一番面白そう!」と思うものを見つけて、それに絞って学習する。その方が効率的で、継続できる可能性も高まります。

blenderで何ができるのかある程度把握したら、自分のやりたいことを絞りましょう。

④ Youtubeや書籍でチュートリアルをこなす

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やりたいことが決まったら、そのジャンルに絞ってチュートリアルをやっていきましょう。

ここで基本操作を覚えたり、新しい知識をどんどんつけていきます。

最新のバージョンで学習するなら、本よりもYouTubeがおすすめ。本は体系的に学べるのが魅力的ですが、どうしてもblenderの目まぐるしいバージョンアップについてこれないからです。

YouTube:断片的。新しい情報が手に入る
書籍:体系的。情報が少し古いかもしれない

逆に体系的な情報を得るには本の方がおすすめです。それぞれの特徴を考えて、インプットしていきましょう。


ただこのステップは、基本操作がだいたいわかってきたら、なるべく早く次のステップに移ることをおすすめします。

チュートリアル動画を見続けているだけでは、成長に限界があるからです。

「まだチュートリアル以外のものを作るには早いかな」

という気持ちもわかりますが、インプットしたらアウトプット、これがblenderに限らず記憶の定着には大切です。

アウトプットが中心の次のステップに早めに移りましょう。

(このステップでもただチュートリアルをやるだけじゃなくて、自分なりにアレンジしたり作り直したりするとより効率的!)

⑤ 資料をもとに模倣する

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チュートリアル動画をある程度こなしたら、次は作品を作って行きましょう。

チュートリアルでインプット、作品を作ってアウトプット。あとは基本的にこの繰り返しです。

とはいえ、いきなりオリジナルは挫折する可能性が高いので、まずは既存の作品や資料の模倣をおすすめします。

・モデリング→キャラクターや風景の資料を模倣して作る
・アニメーション→キャラクターの動きをそっくりに再現してみる

といった感じです。

これやってみるとわかりますが、想像以上にむずかしいです。

「チュートリアルではあんなに上手く行っていたのに…」ってなります。

ただ、ここでまたチュートリアルをこなす日々に戻るのではなく、

模倣

わからなければ調べる、チュートリアル

また模倣

と繰り返すことで、徐々にスキルを高められます。

ちなみにモデリングの場合は、チュートリアルのサムネをマネして作って、完成してから答え合わせのように動画を見るのもおすすめです。

⑥自分の作りたいもの作る

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模倣になれてきたら、いよいよオリジナル。

ここまできたら、自分の作りたいものを形にしていきましょう。

このステップにくるまでに知識を完璧にしておく必要はなくて、模倣のときと同じように、わからなければその都度調べながら作ればOKです。

いきなり大きな作品を作ろうとすると心が折れます。小さな作品から少しずつ、焦らずやっていきましょう。

⑦ ④⑤⑥を続ける

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あとは④⑤⑥を続けるだけ。

④YouTubeや書籍でチュートリアルをこなす
⑤資料をもとに模倣する
⑥自分の作りたいものを作る

チュートリアルでインプット、作品作ってアウトプットの繰り返しです。

まとめ:独学でも効率的に脱初心者へ

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最後少し駆け足でしたが、以上がblender独学のロードマップです。

振り返るとこの通り。

① Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblender触る
② 1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握
③ 自分のやりたいことを絞る
④ Youtubeや書籍チュートリアルこなす
⑤ 資料をもとに模倣する
⑥ 自分の作りたいもの作る
⑦ ④⑤⑥を続ける

ポイントは、

・まずはやってみる
・やりたいことを絞る
・インプットに偏りすぎないように

です。

ただ闇雲に勉強するよりも、この7つのステップに沿うことで、より効率的に脱初心者を目指せます。

もちろん人によって自分に合った方法があるので、1つの例として参考にしてみてください。


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