見出し画像

私の道は私がつくる

少し前になりますが、カタリストさんによる「私の道は私がつくる〜女性教職員が描く10年後の未来〜」という企画で寄稿させていただきました。

非常勤として勤務しながら、退職したことへの罪悪感は相変わらずずっとお腹の底にあります。先生という仕事のやりがいをとても感じていたし、「子育てとの両立が大変だったから?」と理由を聞かれると「もっとやってみたいことがあったから。」と答えてきました。

自分自身の覚悟を再認識するためにも、未来を考えるためにも、言葉にすることはとてもいい機会になりました。記録として、こちらにも残しておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「学校」と「地域」どちらの可能性もあきらめない

「これからは既にある職業から選ぶだけでなく、仕事をつくるという視点も必要だよ!」
教室でそう伝えたにも関わらず、育休明けの私はやりたいこととやらなくてはならないことの狭間でもがいてた。目まぐるしい日々の中で削ぎ落とされていく私らしさ。

子育てが落ち着いたら…では間に合わない、今だからこそやりたいことがある。
あの時の子どもたちに「いくつになっても挑戦していいんだよ。」と言えるような後悔のない生き方がしたい。

そんな想いから、飛び出してみた今年。
学校と地域を行き来しながら講師+αの働き方をしている。

立場が変わったからこそ分かった「先生」のやりがいと可能性。
地域に足を踏み込んだからこそ見えてきた「街の人の想い」や「地域」の可能性。

どちらの良さも分かるからこそ、これからの10年は街のみんなで子どもたちを育てられるような環境を作りたい。

身近な人や場所での対話を大切に、
一歩一歩、自分の道を歩んでいきたい。