お寺を通して出会った、「ギフトエコノミー」という考え方
「ギフトエコノミー」について
僕たちの暮らしは、一杯のコーヒーを〝数百円の価値で買う〟ことが当たり前であり、お金やモノを使った〝等価交換〟を基本としてると思います。その事自体は問題ではなく、世界を見渡すと交換にはもっと多様な仕方があり、〝等価交換〟が当たり前ではない事が重要なのだと感じています。
(贈与したことによって得る喜びや経験(例:ボランティアなど)を考慮し、ここでは、贈与も交換の一つとして扱いたいと思います。)
その中でも〝贈与〟の面白さに僕たちは注目しています。
そして、〝一切の見返りのない贈与〟とは、この世界から与えられた〝返しきれない負債感〟を感じた時に起きるものだと知りました。
お寺を通して見えた、ギフトエコノミー
お寺に視点を戻してみると、仏教という考え方やお寺の在り方、運営方法などの細部に渡るまで、〝贈与〟の考え方が編み込まれているように見えてきます。
このエピソード中の〝贈与〟にはどんな想いがあったのでしょうか。僕たちには計り知れない事ですが、大いなる利他の心が、お寺の存続と循環を促したことがわかります。
小さく、僕たちのギフトエコノミーを探究してみる
お寺のエコノミーを真似ることはできませんが、僕たち市民だからこそ実現できる「ギフトエコノミー」は沢山あると思います。学びを深めれば深めるほど、未開発領域であると感じます。
『出張シェフのもちよりキッチン』 〜鼎・斉吉 斉藤啓志郎さん〜 は、僕たちにできるギフトエコノミーの探求を目的とした活動の一つです。気仙沼市 勝手に環境庁や、気仙沼まち大学運営協議会のメンバーと一緒に企画しました。
食材を持ち寄り、出張シェフと一緒に調理をして、みんなでごはんをしました!
〝みんなで食べたい食材〟を集めたら、自家栽培のお野菜や牡蠣、カツオ、ハーブ、スパイス、梅シロップ等、豪華な食材が集まりました。
〝みんなで食べたい〟がいいキーワードだったと思います。詳しいレポートは、また別な機会で。
現在僕たちは、クラウドファンディングに挑戦中です!
人と自然を繋ぐ新しい祭り「森海祭」
キッチンカーで基本列島の旅をしながら森海祭をひらきたい!
上記リンクから応援よろしくお願いします!