AWS Summit 2017 北京へ行ってきました
AWSのユーザーグループのご縁でAWS Summit ソウルに引き続き、7/26に行われたAWS Summit 北京にスピーカーとして招待していただきました。いつもの田舎ネタです。
スライドはこちら(画像クリックでSlideshareへ)
詳しい経緯や背景は一緒に行ったサーバーワークスの赤塚さんのブログにまとまっていますので、とりあえず感じたことのメモを残しておきます。
赤塚さんのブログはこちら
(真面目なやつ)
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2017/08/02/awssummit-beijing2017/
(面白いやつ)
http://tech-haneman.hatenablog.com/entry/2017/08/03/162636
私の拙い英語力(もちろん中国語力はゼロ)でのコミュニケーションなので、勘違いや間違っていることもあると思いますがそこはご了承を :)
AWS Summitで感じたこと
・参加者は日本のクラウド系、インフラ系のイベントに比べて女性の割合が多い。3〜4割くらいが女性。エンジニア(っぽい)人の割合が少なく、営業、企画、マーケ(っぽい)人が多い。
・5000人くらいの参加人数。去年は数日間の開催だったのが、なぜか今年は1day開催になったらしい。
・ビッグデータやAI系のセッション、ブースの割合が多かった。
・特にApache Kylinのセッションが多かった。EC2でゴリゴリやる感じっぽかった。Kylinのフルマネージドサービスを提供している会社もあった。
・自分の興味があることはグイグイ質問をしてくれる。セッション後はスピーカーにみんなで輪になって質問。欧米スタイル。
・英語の発表はこんな感じでやった。強調したいところをマーカーで線を引いた。これまで英語のプレゼンは、スライドのノートに書いてたけど、紙に書いた方が練習もしやすいし、原稿を見失わない。これまでの英語の発表の中で一番落ち着いて、大事なメッセージは伝えられた気がする。
中国のAWSユーザーの方々と話して感じたこと
・中国のクラウドベンダーのシェアもかなり大きい。Alibaba Cloudとか。逆に日本はどうしてそんなに外資系のクラウドが強いのか質問された。
・日本でよく使われているアプリは中国国内で同じようなアプリがある。私たちがよく使うFacebook、twiter、Airbnb、Uber、メルカリ、音楽系アプリなどは同じような機能を持った中国企業版アプリを見せてもらった。情報統制だけではなく、国内のIT企業の競争力を高めている側面もありそうな気がした。
・スタートアップのエコシステムも充実しているようだ。もちろん生存競争も厳しい。
・高齢化の進んでいる日本はそういう面では先進国で面白いと言っていた。
・上海と北京はライバル関係?
北京をぶらついて感じたこと
・タクシー安い。20km1時間くらい乗って1000円くらい。でも運転荒い。路側帯が追い越し車線。
・東京やソウルに比べると街全体やビルの中が暗い。繁華街の一等地のビルでも2F〜3F全部改装中とかたくさんあって謎。観光地や繁華街の物価は日本とあんまり変わらない。
・道を聞いても知らないのに知らないと言わずに適当な答えを言われる。4人に聞いて4人とも違う方向を教えてくれたw
・北京はとにかく広い。紫禁城も広い。ほんと広い。
・料理はバラエティ豊富で美味しい。メニューが100ページくらいあって分厚すぎる。料理を一通り見るだけで20分くらいかかった。カエル食べた。どの料理も美味しかった(日本人は美味しくなくても美味しいというからダメだと怒られたw)
・コンビニが少ない。個人商店が多い気がする。
・mobike気持ちよかった。あちこちにあって、みんな使ってる。
・空気は思ったほど汚くなかった。たまたま青空が見えるくらい天気に恵まれたので運が良かっただけかも
・繁華街でも比較的夜は早く店が閉まる。タクシーもいなくて、帰れなくなりそうになった。
・掃除の人がホテルの部屋に勝手に入ってくる。
・中心って書いてある看板があちこちにある。(=>センターって意味らしい)
・会場がオリンピックパークの隣で鳥の巣が見れてちょっと感動。夜はライトアップされててすごい綺麗!
・日本人か?って言われる。(韓国やジャカルタでは中国人か?って言われることが多かった。)
・カードは使えない店も結構ある。タクシーはカード使えなかった。露店とかもWeChat payやalipayもダメなところ多かった。(前の週に上海に行っていた人たちのレポートとは結構差がある気がする)
・バイクは電気モーターがほとんど。静かで轢かれそうになる。
・ディスプレイがいちいちでかい。空港とか街中とかAWSSummitのメイン会場のスクリーンもクソデカかった。
・ゴミはそんなに落ちていない。行ったところは治安も大丈夫そう。
紫禁城は上の写真の建物&広場が10個くらいあってとにかく広すぎるw
持ち込んだガジェット系などの話
・リアルタイム翻訳デバイスiliを借りたけど日本語から中国後への一方向翻訳の機能しかなく、それだとなかなか使いづらい。やはり双方向で翻訳がないとなかなか使えない印象でした。ちょっと使った感じだと誤訳も結構ある。とはいえこれからもっと良くなっていくものだと思うし、可能性がすごく感じたので今後に期待。
・モバイルルーター借りてVPNも用意した。4Gでもそんなに速度が出ない。時間帯で速度の差のばらつきがかなりある。
・VPNなしだと海外へのインターネット接続はやっぱり繋がらない。Facebook/Twitter/Slackはほぼダメ。WeChatでやり取りした。
・Macやiphoneなどの充電は日本のものをそのまま使えた。
・最初に泊まったホテルの部屋にMacboobのACアダプタを忘れたけど、後から取りに行ったらちゃんと戻ってきた。(セーフ
・ホテルがアップグレードされて、トイレが3つ、お風呂が2つあるスイートルームに泊まれて超ラッキー!
まとめ
なかなか経験できない貴重な体験をコミュニティを通じて経験させてもらい感謝の気持ちでいっぱいです。
国や言葉を超えた交流は新しい視点や気づきを与えてくれます。そして何より自分の知らない世界を知ることは楽しい!新しい一歩を踏み出す勇気とほんの少しの行動力があれば、場所も言葉も関係ない世界です。ぜひ多くの方に体験してほしいです。
そして、次回の海外珍道中は、9/21-22に行われる韓国チェジュ島で開催されるAPACのAWSユーザーグループの合同ミートアップです。韓国には日本からも気軽に行けるので、ぜひJOIN US!
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