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2022.8.26~28🇮🇳【インド/ビハール州ブッダガヤでの滞在記録】その1〈日本からブッダガヤへ〉


こんにちは、こんばんは、初めましてHajimeと申します。ご覧いただきありがとうございます。私は日本で大学生をしているインド好きな者です。

今回このNoteでは、2022年夏に渡航したインド/ビハール州 ブッダガヤでの滞在記録を掲載していきます。今回はブッダガヤ周辺にある、不可触民の方々が住む村を訪れました。ビハールという地がどんな地域なのか、現地にはどんな景色が広がっているのかを、私なりの目線で書いていこうと思います。では、一緒にインドへ飛び立ちましょう。

実はインドに二度と行きたくないと思ったことがある。

そもそもなぜインドに渡航したのかを説明します。
(ブッダガヤでの滞在記録を読みたい方は飛ばした方がいいかもしれません)

私は幼い頃から海外文化が好きでした。小学生の時から家族によく海外旅行へ連れていかれてました。そのこともあり、海外文化への抵抗は自然とありませんでした。高校では短期のニュージーランド留学へ行き、そこでより海外の楽しさに気付かされました。

そんな中、高2の夏、母親が私にインドに行かないかと誘ってきました。私は映画『きっとうまくいく』をきっかけに、なんとなくインドに興味を持っていたので、特に断ることもなく一緒に渡航。その渡航で私はインドに魅了されることになりました。実際当時は騙されたり、いわゆるインド旅特有の嫌な思いをしました。帰国直前にはインフルエンザにかかり、帰国後は二度とインドに行きたくないと感じていました。(写真を見返すだけでも具合が悪くなってた)

しかし帰国後2週間ほど時間が経つと、自然とインドに取り憑かれていたのです。インド人の人間性、文化、鳴り響くクラクションなど…気づけばインドが恋しかったです。突っ立っているだけで、目に飛び込んでくる情報過多な環境に居心地の良さを感じていました。黙っていても必ず誰か話しかけてくるインド人。話しかけてこなくても、あり得ない勢いで凝視してくるインド人。そして、カーストによる社会構成。依然として存在する貧困。いい意味でも悪い意味でも混沌としているインドがとても魅力的でした。

高校を卒業した後は、国際系の大学へ進学。学部で国際教養を学んでいくうちに、本当に自分はインドが好きなのか。今この歳になってインドに渡航したら、どう感じ取るのか。こんな疑問が自然と湧いてきました。

そこで、パンデミックも終わりかけの2022年。この疑問をきっかけに再度インドへ渡航することを決めました。

ビハール州 ブッダガヤを選んだ理由。現地NPOとの出会い。

私は普段から旅をする時に、大堂の観光地より地元のスーパーなどローカルな場所に行くことが多いです。もちろん観光地へ訪れることも現地を知る上で重要ではあると思いますが、地元の時間が流れているかと言われればそうではありません。スーパーや喫茶店に行くと地元の方同士が世間話をしていたり、現地の方と知り合えてディープな情報をゲットできます。

今回の渡航でも普通に観光するよりかは、よりローカルな地へ訪れてインドの貧困の現状や地元の生活様式を自分の目で見たいと考えていました。
そこで、渡航前にインドで支援活動をされている団体さんをいくつか探しました。活動している方と繋がり、ボランティアをしつつ現地の文化を学びたいと考えたためです。

私は以前からインドで活動している情報をよく目にしていた"NPO 結び手"さんにコンタクトを取りました。代表の福岡さんに自分の意思を伝えたところ、ビハール州ブッダガヤでソーシャルワーカーをしているPankajさんという方を紹介していただきました。こうして、滞在先が決まり渡航準備を開始しました。

日本出国。まずはインド:コルカタへ✈️

日本からインドに向かう途中で、結構な試練に直面しましたが、その点については別記事で書こうと思います…(しんどかったけど楽しかったけど疲弊)

途中でインド入国拒否されたり、搭乗機がエアターンバックしたり、e-visaのパスポート番号間違えてたり、事前に買っていたsimが動かなかったりと色々な試練をこなしてインドはコルカタに到着。

コルカタ空港周辺

コルカタでは、関西弁を喋るインド人ガイド"サトシさん"に観光ガイドと鉄道の手配を手伝ってもらいました。噂通り、サトシさんは面白く会話が達者でした。バックパッカー界隈では有名?はリューサイさんのYoutubeをきっかけに知って、いつか会ってみたいと思っていただけ嬉しかったです。諸々の手配も非常に助けらました。恐らく1人だったら路頭に迷っていたと思います…

コルカタの様子も、後ほど別記事であげる予定なので今回は写真を数枚掲載しておく程度にしておきます。特にインドに唯一走るトラムは、交通機関の中でダントツの面白さをはかる乗り物でした。まさにカオス。

時刻表はない。乗務員同士で電話をして、電停で待っている客に到着時刻を伝える形だった。
交通事情はこの有様。もはや歩いた方が速いかもしれないが、意外と乗車率は高かった。
絵になる。というか凝視されている。

寝台列車に揺られ、コルカタからブッダガヤへ。

最終目的地であるブッダガヤは、コルカタから北西方向に500km弱ほどの場所に位置します。ブッダガヤ付近にガヤ空港がありますが交通費を抑えるためと寝台列車に乗りたかったため、今回は陸路移動。

コルカタの主要駅"Howrah station"へ。

Howrah駅構内

インドの主要駅は、どこも四六時中こんな感じでカオスなイメージ。

Doon Expressに乗車していきます。
列車が入ってきました。実は鉄道好きなのでこの重厚感ある機関車には胸が高まる。
自分の寝台にたどり着いた。
車内はこんな感じ。無事に何事もなくたどり着きますように…

列車が出発してからは、気づけば爆睡していました。(思い返せば、一昨日の成田出発からしっかり寝てない。)荷物が盗まれないように枕がわりにして就寝。

ブッダガヤ到着

早朝5時ごろ、無事寝坊せずガヤ駅に到着。ソーシャルワーカーのPankajさんが迎えに来てくれることになっていました。ネット通信がなかったので、ホームで会えた時は安心の気持ちでほっとしました。なかなか試練続きだったので、ゴールした…という気持ちでした。

ガヤからブッダガヤまで30分ほど離れているため、リキシャーで移動。

若干切りが悪いですが、ここで一旦記事を区切ろうかと思います。
その2では、ブッダガヤでの滞在記録を本格的に書いていきます。拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。

धन्यवाद🙏

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