昭和は遠くなりにけり #001
ポケットベル
『ニューメディア』という言葉に
聞き覚えがありますか?
私が会社員となった頃の
流行語? でした。
「日本電信電話公社」が
民営化されたのもこの時期です。
この頃は、「ポケットベル」が、
職場と自分との緊急通信手段でした。
当時は、私も職場から
よく呼び出されました。
ポケベルの初期の物は、
電話番号のみの表示でした。
その後、ショートメッセージが
送れるようになりました。
「〇〇ヘレンラクセヨ」といった
電報文のようなものです。
(若い方には、電報って通じない?)
連絡が入ると、公衆電話を探して、
職場に電話をして用件を聞く、
という流れですね。
(公衆電話はまだ通じる?)
その頃はまだ、
テレフォンカードが使える
公衆電話があちこちにありました。
ポケベルが鳴るたびに、
公衆電話を探すことに
なります。
「ポケベルが鳴らなくて」という
ヒット曲がありました。
この歌詞にあるように、
ポケベルを個人が持ち歩いて、
恋人同士で連絡しあうように
なったのは、
もう少し後のことですね。
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