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⭐10 クリプティッド

このゲームはシステムがすごすぎるぞ!

未確認生物の生息地を特定していく推理ゲーム。最初に見つけたプレイヤーが勝ち👑

まずは、カードから1枚を選んで、カードに描かれている通りにマップを作る。

次に、各プレイヤーには情報が与えられる。
Aさんは「クマの縄張りから2マス以内」
Bさんは「森林か水辺」
Cさんは「ワシの縄張りから2マス以内」

各プレイヤーは未確認動物学者です。各々の研究によって、未確認動物の生息地の条件を持っています。これが、上の情報というわけですね。

ゲームでは、各プレイヤーは条件を少しずつ開示していきます。他のプレイヤーがどんな条件を持っているのかを推測します。他プレイヤーの条件と自分の条件の全てに合致するマスがたった1マスだけ存在するんです!すごすぎる…😮

そのマスを最初に見つけたら人が勝ち👑

手番でやることは、「質問」か「探索」のどちらか。

質問する場合、1マスを指定して、好きなプレイヤー1人にこう質問します。
「君の研究によると、ここは未確認動物の生息地の可能性があるかい?」

例えば、AさんがBさんに質問したとします。Aさんが質問したマスは黒ポーンが置いてあるマス(砂漠🏜)です。Bさんが持っている条件は「森林か水辺」です。つまり、砂漠には未確認動物は生息していないことになります。生息地の可能性はないので、Bさんは黒ポーンのマスにキューブを置きます。 

質問した相手がキューブを置いたら、自分もキューブを置かなければいけません。Aさんも自分の条件的に生息地の可能性がないマスにキューブを置かなければいけません。

今度Bさんは次のマスを指定して、Cさんに質問しました。

Cさんが持っている条件は「ワシの縄張りから2マス以内」です。赤の実線で囲まれたマスがワシの縄張りで、指定されたマスはそこから2マス以内にあります。つまり、そこは未確認動物の生息地の可能性がありますね。Cさんはそこにディスクを置きます

質問をしていくことで、各プレイヤーの持つ条件のヒントがマップ上にプロットされていきます。あとは消去法でだんだん絞っていきます。
「ここにキューブが置いてあるということは、Bさんの条件からこれとこれが外れるな…」

そうして他プレイヤーの条件が絞れて、自分の条件と組み合わせて、全てに合う1マスを見つけたら「探索」を行います。

探索をする場合、未確認動物の生息地であると考えた1マスに黒ポーンと自分のディスクを置きます。
「ここに未確認動物がいるはずだ!」

そしたら、時計回り順に各プレイヤーは、自分の条件と照らして、このマスが生息地であるかどうかを判断します(キューブかディスクを置く)。

1人でもキューブを置いた場合、つまりそこは生息地の可能性がないということで、探索失敗になります。

もし全員がディスクを置いた場合、つまりそこは全員の条件に合うマスということで、見事生息地発見🔍
探索をしたプレイヤーは勝利👏

最初にプレイした時は、このシステムに驚愕しましたね。
よくこんなゲームを思いついたな!!?!、と。
メモを一切使わずに頭の中で候補を1つ1つ消去していくのは頭をめっちゃ使うので個人的にかなり好み。回答できたときの爽快感は病みつきになりますし、逆に先を越されるとめちゃくちゃ悔しいw

推理ゲーム好きな人はとりあえず持っとけ、の作品です。


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