鏡は先に笑わない
こんにちは!
BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。
この言葉を接客業時代の研修で聞いたのか、はたまた当時読んだ本に書いてあったのか、さっぱり思い出せないのですが、ふとした時に自分に問いかけて気をつけねばと思わせてくれる言葉です。
鏡は先に笑わない、とは
どうやらこの言葉は「鏡の法則」という書籍が元のようです。
心の中にあるもの・感じるものが原因で現実世界に結果が映し出される、というもの。
鏡に映る自分を笑わせるには自分自身が笑わないといけないよね、という
当たり前と言えば当たり前の言葉。
それは人間関係も同じ。
相手を笑顔にするには自分が先に笑わないといけない。
相手に心を開いてもらうには自分が先に心を開かないといけない。
そして時々聞くような、「私は友人(同僚)に恵まれない」や「自分の頑張りが認められない」という不満も、本当は自分が相手を大事にしていなかったり、相手の努力を認められていなかったりするんじゃないか、と考えることができます。
自分が先輩だから後輩から先に挨拶するのを待っていないか。
前から来る集団が道いっぱいに広がって歩いているときに、素直に道の端に避けられるか。
こうあるべき、普通はこうだろう、という既成概念を捨てた上で、先に自分は笑っているだろうかと顧みることの大切さをこの言葉で学びました。
鏡は後から笑うとも限らない
「いらっしゃいませ」
そう声をかけられた店員に、笑顔や会釈などで何かを返す人はあまりいないと思います。
お客様を鏡と捉えるならば、自分が笑っても鏡は笑ってはくれないんです。
しかし店員側は、絶対に返ってこないとわかっていながらも笑顔でお客様を見て、時には会釈をしています。いわゆる声出しというものですが、「ここに店員がいるので、何か聞きたいことがあれば教えてくださいね。」という意味を込めているので、お客様が何も返さなくても嫌な気持ちはしません。
鏡は先に笑わない、で大事なのはきっとここで、
自分が先に笑っても、心を開いても、優しくしても、相手が同じように笑ったり、心を開いたり、優しくしてくれるとは限らないけれど、それでも何度でも絶対に自分から始める、というところです。
これが難しい〜
自分自身が万全でないこともありますし、それは相手も一緒です。
相手が怒りっぽかったり、自分と相性が悪かったりすることもあります。
それでも自分から笑う。
絶対に、自分から、始める。
そして相手には同じことを求めない、ということも大事ですね。
終わりに
接客業時代の上司が興奮気味に言っていたことを思い出します。
「"挨拶"ってのは"心をひらいて相手にせまる"っていう意味なんだよ〜!」
その時はふうんと思っていましたが、今でも時々思い出すことを考えると私の心に響いたことの一つなのかもしれません。
「鏡は先に笑わない」
これからも忘れずに日々を過ごしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました〜^ ^