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首すわり前に縦抱きしていいのって、なんで?


あかちゃんに何をあげたい?


ここまで、あかちゃんの知られてない本当のチカラや縦抱きのメリットなどをお伝えしてきたのですが、多くの人が気になるのって、やっぱり、、

縦抱きにしたら、首すわりしてない首ってどうなるの!?

ということなのかな?と思ったので、今日は「首すわり前の首」についてだけ話したいと思います(*´ω`*)

その前に、ちょっと立ち止まって自分の中を見てみてほしいな~と思います。

あなたは、

☆あかちゃんに、どんなふうに過ごしてほしいですか?
☆あかちゃんを、どんなふうに育ててあげたいですか?
☆あかちゃんと、どんなふうに過ごしたいですか?

首すわり前を横抱きするか縦抱きするかは、この3つによるんじゃないかな?と思ってます!


あなたの叶えたいことから、決めていく。


首すわり前というと、平均的には、だいたい3か月頃まで。

まずは、その期間をどうやって過ごしたいのか、どう過ごしてほしいのか?をイメージしてみてください。

産後すぐ動けるようになったらすぐ動きたい、とか、上の子の送迎があるから出るしかない、、とか、あかちゃんとおうちの中でゆっくりしてたい、とか、、、

まずはそれだけでも、選択がしやすくなると思います。

もちろん、どちらかに決めなければいけないものはなくて、こういう時はこれ、こういう時はこれ、っていうフレキシブルな状態がいい人もいると思います。

自分がどう過ごしたいか、ということと同じくらい大切なことに、、「あかちゃんにどう育ってほしいか?」というのがあると思います。

大人になった時に健全な身体を持たせてあげたい。とか、今あかちゃんが一番快適にしてあげたい、とか、とにかく発達を促したい、とか、愛が伝わればだっこなんてなんでもいいでしょ。なのか。まだまだいろいろあると思います。

ここから下は、あかちゃんに健全な身体をもって育ってほしいだけではなくて、「あかちゃん自身が快適にリラックスして、自由に自分の力を育んでいってほしい」と思う方や、あかちゃん連れていろんなところ行きたいし、いろんなことしたい、という方にも朗報です♪


まずは基本の密着抱っこ。


前回の記事で、あかちゃんがリラックスできる姿勢に抱くには、、という話をしたので、まずは基本は下の記事を読んでください(*^^*)

この記事は、腰すわり前のあかちゃん全般に対するポイントを挙げさせてもらいました。そのポイントが叶って初めてあかちゃんの自己コントロールが可能になります。

~3つのポイントおさらい~
1,あかちゃんの体重が分散している→大人と密着&背中全体のサポート
2,座骨が最下位で深いシートでM字開脚になっていること。
3,あかちゃんが手で大人の身体を押せること。(特に首坐り前)

ここでは、さらに、首すわり前に大切なポイントをシェアしていくのですが、、

前提:あかちゃんは生まれた時から頭のコントロールが自分でできます!

これ!これをまず知ってほしいです。え~?って思う方は、この記事を読んでから戻ってきてくださいね!

あかちゃんの「あたま」の扱い


あかちゃんのチカラを尊重したいと思うのであれば、

頭は押さえないでください。動かせなくなります。
仰向け体制も動かせません。

あかちゃんにリスクを与えたくないなら、

直接的に頭を触って大人が動かさないでください!リスクがあります。
呼吸が気になる場合は、鼻と口の前を確認。

適切な縦抱っこをしていると、あかちゃんは首すわり前でも頭を自分で動かせるから、あかちゃんに任せてあげてください。

もし、頭の向きが気になるな、と思ったら、あかちゃんのお尻から背中を撫で上げてくださいね!身体全体に触れて頭が自然と動く状態が安全です。


首すわり前は、こう抱けば親子ともに自由に!


背骨からつながる頭を支えるには、、

頭でもなく、首でもなく、「上部胸椎=背中の上の方」というところを支えます!

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最後の写真は布で上部胸椎を引き締めて支えています。(生後3週間)

この部分だと、あかちゃんは首をすくっと立てたようにして、生後数日でも周囲を見回すかのような動きをします。=自己コントロールが叶っている

頭や首を持ってしまうと、あかちゃんの頭はロックされてしまって動かせるものも動かせなくなります

自分の首も、だれかに押してみてもらってください♪
(首坐ってるので同じにはなりませんが💦)

あかちゃんのように手を前にして壁について、だれかに後ろから3点を押してみてもらいます。

1,頭の後ろから押す
2,首の後ろを押す
3,首の付け根あたりを押す

どの位置が頭が自由で、かつ、安定したでしょうか?

あかちゃんが、大人に体重分散をして、背中の上部がしっかり支えられて、全体的に自己コントロールが叶うような状態であれば、首すわり前の縦抱きも安全にできます。

が、、抱っこ紐のなかでつぶれたり、逆に腰が反りすぎたりして危なそうな縦抱きをしている方もよく見かけますので、縦抱きがなんでもいいというわけではありません!ご注意!

あかちゃんが縦抱っこで安定すれば、体重が大人と一体となって大人も自由な動きが取れるようになります。

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あかちゃんは大人のその動きを、まだ自分自身で歩けないうちからリズムを学びます。

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余談:道具について

写真は布ですが、バックル式キャリーでも、サイズが合っていれば可能です。ただ、海外のバックル式が日本人の新生児サイズをフォローしている例はなかなかみません。

made in Japan では、いまのところ「サンアンドビーチ」さんが唯一ベビーウェアリング理論をしっかりと取り入れたバックル式です。生後2か月ころからあってくる方が多いように思います。(海外のものは生後6か月くらいからあってくる方が多いように思います)
※そもそもバックル式(SSC)は腰すわり以降のためにつくられていた商品なのでつくりが新生児向きではない。

コニーは上部胸椎をサポートできるつくりにはなっていません。また、あかちゃんの繊細な背骨の上で紐を結ぶつくりは、リスクがあるともいわれていますので、使い方を考えてみるのがいいかもしれませんね。


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この記事を書いたのは♪ 家族の幸せ分析家♪「木村まゆ」

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ひとりひとりに、その人が、その家族が、ぴったりくる想いと幸せがある♪
どんな些細な願いも、どれほど大きな苦手も、全部しあわせのモト☆

家族ができるとき、そのスタート、そして、家族の歩みを一緒に応援したいと思ってます♪

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