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Podcastはじめました。*2020年8月時点での具体的なプロセス前編(ぶれいくする〜ラジオの場合)

どうも。
ぶれいくする〜ラジオのプロデューサーです。

前回の予告通りPodcastを始めました。いぇい。


と言っても、まだ第一回をアップロードしたにすぎません。ラジオと呼べる程のコンテンツ量になるのはまだまだ先にはなりそうです。

そんな我々ですが、約九年ぶりにラジオを再開させるまでに、実際にどのような過程を経て、第一回投稿まで漕ぎ着けたのかをお伝えしていこうと思います。結構、誰得なお話しにはなるかも知れませんが、今、現在進行形でお仕事の外出時以外は自宅にいる機会が多い方々、おられると思います。そんな方々のお家遊びの選択肢として、Podcastに代表される音声コンテンツはありなんじゃ無いかと個人的に思っております。特に真夏の時期はエアコンがきいた快適なお部屋でのんびり過ごすのが心地良いですし(笑)。暇を持て余して、又は、クリエイティブに火がついて、何か始めようと思っておられる方々の参考程度にはなればと思います。

ぶれいくする〜ラジオには前身のラジオがあって、十年前に活動をしていたと言うのは前回お話しした通りです。約九年ぶりにチームの面々が再び連絡を取り合うようになったのが一ヶ月程前になります。当然、皆が何かしら活動を再開させようとして連絡をしてきた訳ですから、動き出しは結構、早かったです。メールで連絡し合うようになって、すぐに直接話をしようかと言う流れになっていきました。そして、どのように活動を再開させるのか、以前と同じプラットフォームで活動していくのか、そして、再開にあたっての目標設定だったりの提案を私の方からさせていただきました。性格的なもので、私は事前にプランを練ったりするのが好きだったりします。漠然と再開させようとしていたチームメンバーからしてみたら、私の用意周到(笑)なプレゼンは相当面食らったらしく、動揺するメンバーを言葉巧みに誘惑して上手く乗せ、具体的な再開への第一歩を踏み出した訳です。どうやら私には、なぜか根拠の無い自信から、妙に説得力のあるワードを発する能力があるらしく、警戒心の無い相手だったら説き伏せる事が出来たりします。現状、相手が身構えている事が多いビジネスの現場では全く役に立っていない無駄なスペックだったりしますが…。

連絡を取り合う段階に前後して、実は十年ぶりの音声コンテンツをどこで再開させるかを情報収集し始めていました。←気が早い。
十年の歳月というのは、技術進歩においては十分過ぎるぐらいの時間でして、本当に周囲を取り巻く状況が様変わりしておりました。一番大きかったのはやはり、スマートフォンの台頭ですね。十年前もスマホは既にあって、人々の生活を大きく変化させていた訳ですが、それはあくまでも"Phone"の枠内での出来事でした。十年経つとそれは、生活必需品であり、もはや"Phone"の枠を超えたツールになっているのだと改めて痛感させられました。と言うのも、音声コンテンツをスマホだけで完結、パッケージング出来るようになっていた、そういうアプリが台頭していた事です。音声コンテンツはラジオブーム期のように再び、隆盛の時代を迎えようとしているというお話しはちらほら聞き及んでいた訳ですが、いざ、調べて見るとこんなにも手軽に簡単に、更にマネタイズに近い事まで出来るようになっているとは想像もしておりませんでした。私もリアルタイムでスマホを使い続けておりまして、決して浦島太郎では無いのですが、過去、自分が心血を注いで行っていた事が、スマホを使って本当に手軽に出来るようになってるとわかると流石に驚かされます。

ただ、プラットフォーム選びにおいてこのスマホアプリという選択肢は自分の中では全くありませんでした。手軽に簡単にという謳い文句を聞いた時点で、行き着くところの想像がついてしまったので。あくまで、個人的な見解ではありますが、恐らく、スマホアプリの音声コンテンツの行き着く先はライブ配信なんじゃ無いかと。例えば、ライブ配信に簡単にBGMが付けられて任意のタイミングでSE音を入れれるようになったら最早、収録して配信する必要は無いですよね。そもそも、本来のラジオの姿はライブ配信ですし、スマホが収録スタジオ機能を完全に再現出来るのであれば、ライブ配信は手間のかからない、簡単にという点で最適解になるでしょう。ライブ配信ならではの空気感、アドリブ、突発性だったりは決して編集によって出せるものではありません。そういう音声コンテンツのライブ感は今後、スマートフォンアプリケーション型が担っていくんでは無いかと思います。

そのライブ感は私が目指したい方向性とは違います。捉え方の違いなんですが、私にとっての音声コンテンツは一つの作品なんですよね。作品なので素材が理路整然と調理されて、パッケージングされてワンプレートとして提供される。そういう作品を作るのが堪らなく気持ち良いのです。あくまで、土台に作品群があって、時にライブ感が欲しくなればプラスαで追加していく程度で良い。全てがライブになる事は求めてないんですよね。

という事で、メインストリームのトレンドとは外れていく決断をした訳ですが、となると消去法的に選べる選択肢は見えてきます。
現状、編集された音声コンテンツとして選べる選択肢はPodcast一択です、一強です。問題はどのようにPodcast配信を行っていくかになります。そこで選んだのがAnchorになります。特にリンクとか貼るつもりはありませんし、本当に気になった方は自分で能動的に調べると思いますので、色々割愛します。
Anchorは簡単に言うとPodcastを配信する上でのHUBの様な役割を果たしてくれるツールになります。Anchorに音声コンテンツをアップロードすると、自動的に様々なチャンネルに配信をしてくれる非常に便利なツールになります。
何かしらの宣伝なのか忖度なのか、ポジティブな面しか語られない事が多い世の中ですが、あえてデメリットを語っていくとすれば、このAnchorと言うツールは配信チャンネルによってかなりのタイムラグが発生すると言う事です。AnchorはSpotify傘下になるので、そこへの反映は早いです。ですが、大本命として捉えていたApple Podcastへのアップロードは、2020年8月13日現在、Anchorへのコンテンツアップロードから約48時間以上経過していますが、未だにApple Podcastに反映されておりません。設定を自動配信にすると、公式FAQに記載されている通りかなりのタイムラグが発生します。Apple Podcastに関しては一週間以上のタイムラグが発生するそうです。なので、早急に各種プラットフォームに反映させたい場合は手動でRSSフィードを入力していく方が良いと思います。Apple Podcastに関しては、現在、旧来のiTunesが機能ごとに各種アプリケーションに分散されてしまっているので、iTunes ConnectからRSSフィードを入力して反映させていくかたちになります。

良い感じに酔いがまわってきたので、今回はここまでにします!
次は機材などのハードウェア関連、そして連絡手段のツールなんかのお話をしていこうかと思います。

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