俺的メタルマックス考(2)

承前

さてここからは細かい話をあれこれ。
ゼノに限らず、メタルマックスかくあるべき、とは言いすぎだけれど、こういう要素があったり、ここはこうしたほうがより良いんじゃないかというようなものを書いていこうかなと。

あくまで個人の意見なので悪しからず。

システム面の話

無駄、手間も味のうち
ゼノはかなり無駄や手間をそぎ落としているのでプレイは快適なんだけれど、やはりメタルマックスはそういったところも含めてなんじゃないかなとも。
全体的な話でストレージが便利、とは言ったものの、やっぱり戦車装備を入手したときに装甲タイルを外しながら回収していったり、キャパオーバーのアイテムをどういう風に取捨選択するか、というようなところも楽しみの一つではあったんじゃないかな。

金属探知機は手動がいいんだよ
ゼノは金属探知機も自動。アイテムが落ちている場所は初めからマップ上に表示されているので、マップ表示されていないアイテムポイント、という意味では差別化されてはいるものの、金属探知機は自分で使って埋蔵物を探すのが手間だけど面白い、の筆頭のように思う。
今回は埋蔵物はほとんどスクラップなのでそこまでして探したいものではないので、そのあたりの工夫は必要。

装備してない武器の補充ができない
ゼノの話。
今回はアイアンベースに帰還した時点で装備中の武器弾薬やSPはすべて自動かつ無料で補充されるんだけれど、装備していない武器や出撃状態になっていない戦車は補充や修理が全くなされない。
敵の弱点属性を見て装備を付け替えながら戦うことが多いんだけれど、いざ使おうと思ったら弾薬がほとんど入っていない状態で仕方なく引き返すようなことになってしまうのは不親切じゃないかなと思った。

戦車はずらりと並べたい
ゼノの話。
アイアンベース内で出撃状態の戦車が3台並べられるけれど、できれば10台くらいはずらりと並べられるようなガレージが欲しいところ。
単純にいちいち戦車を入れ替えるのが面倒だし、毎回特性チップが外れてしまうので入れ替えた後に装備し直すのを忘れてしまったりすることがある。

装甲タイルでいいんじゃないの
バリアは正直なところガッカリする。
エンジンの余剰エネルギーでバリアを、というのであればバリア用のエンジンを持ち歩きたいし、戦闘中に戦車を降りて外からバッテリーを使う意味も分からないし、何より味気ない。
そういうことを言い出したら数千枚の装甲タイルをどうやって貼り付けてるんだとか、タイルパックはどうやって持ち運んでるんだとか、それはそれでおかしな点はあるんだけど、戦車の体力は装甲の枚数です、というわかりやすさは浪漫だった。

自販機で購入する主人公は真面目なのか馬鹿なのか
ゼノでは人類はほぼ死滅していて、当然ながら経済もなければ自販機を使用する人間もいない。それなのにわざわざ小銭を入れて買い物するのは違和感がある。発見した自販機はぶっ壊して中身を纏めて入手、とかの方がまだ自然じゃないかな。
あと、自販機は当たり付きでお願いします。
自販機を調べると大写しになって、ボタンを押したらルーレット、というのは無駄の極致なんだけど、だがそれがいい。

囮寄せが万能すぎる
出現するモンスターを調べて、更にさがしにも行ける囮寄せは便利なスキルなんだけど、ちょっと簡単にモンスターを探せすぎる。せめて未遭遇のモンスターは標示が???になっていて探せない(たまたま出てくることはある)とかにするべきなんじゃないかな。
お尋ね者を探せるのも、やりすぎ感は否めない。

ドクターミンチの復活でいいんじゃないの
リアルな映像になればなるほど、死者の復活というのは表現が難しくなるんだけど、そのあたりはもう割り切って電撃蘇生でいいんじゃないかな。そのあたりのバカバカしさは受け入れられると思う。

再生カプセル安売りしすぎ
ゼノの話。
自販機で安売りされている蘇生薬ってなんなのさ。

LOVEマシーン的なのはあってもいいかも
組み合わせ変動アイテムはLOVEマシーンのような人間アイテムから、オデン砲、宇宙砲、ヤキトリ砲のような戦車装備の流れになっていったけど、人間道具としてああいうものがあるといいんじゃないかな。
組み合わせによってはテッドブロイラー対策の切り札になるけど、ラッパが鳴るだけ、とか意味のないステータスがUPするとか、そういうのがよかった。
ヤキトリ砲とかは強くても見た目が悪すぎて使う気にも周回して集める気にもならなかったから、今回のネフィリム系は組み合わせの選択ではないけど使う気になる装備だったのでこれはよい。色は変えたかったけども。

鳥の糞とかナマリタケ
本当に意味がないんだけど、こういう遊び要素は「らしさ」を演出する上で必要だ。戦車のビジュアルがそのまま反映するんだから、実際にキノコ生えてほしい。
ガムが付いたら来るがよい。


続く。

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