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【血液と健康の知恵 千島喜久男著 Amazonブックレビュー】

医学などはちっとも進歩しておらず、むしろ退化しているとずっと思っていた。その証拠に医学が進歩すれば病気は減り、医療費も減るはずなのに、事実は逆で病気は種類・量とも増え、医療費は国家財政を破綻させるほど増えてしまった。というのも西洋医学は、予防や肉体・精神を一体化して診るのではなく、局部だけ見てその時都合の悪い部分のみを除去することと、薬で痛みや痒み炎症を抑えることしかしないので、病気を治しているとは言えない。一時の苦しみを取り除くだけで問題を根本解決をせず、問題を先送りにしているとも言える。

本書は、そんな日本の医療の現状を50年前にズバリと言い当てた歴史に残る書である。

いわゆる千島学説として再び注目が集まっている千島喜久男先生のそれぞれの著作を本人が一つにまとめたベスト・オブ・千島喜久男といったものが本書なのだが、今までの医学の常識の真逆をいく目から鱗の学説である。すなわち血液は骨髄で造られるのではなく腸で食物がそのまま赤血球になる。その赤血球が身体の核細胞となり、白血球となり、骨や筋肉となり、逆も起きるという衝撃的な内容だ。細胞は細胞分裂によって増えるのではなく赤血球の変化で造られるというのが千島学説の土台となる考えである。

千島先生はそれを証明するために、いろいろな生物の事例を顕微鏡で見て写真を撮った。本書にはその写真が多数収録されている。そして極めつけは、昭和30年代、赤血球が細胞になる瞬間を動画で全世界にライブ発信しようとしたがなぜかそれが阻止された。知られてはいけないことだったのだろう。今も医学は100年前の学説に基づいて莫大な予算のもと行われているが、ガンなどが典型的で撲滅されるどころか2人に1人というほど患者が増えている。製薬会社や医療機器メーカーにとっては知られてはいけない真実なのだろう。誰もすべての細胞が細胞分裂によって増えることを確認したわけではないのに。こういうことが中学の義務教育から教えられ不動になっている。これは洗脳としか言いようがない。

千島先生はその他にも、身体のことだけではなく、人間のあり方、生物のあり方、時空の仕組み、宇宙についてなどを大きく8つの原理にまとめて発表されている。本書はそれがすべて網羅され解説されているので必読の書と言える。

ユニークなのはバクテリアやウイルスは感染ではなく自然発生するという点や、進化論について弱肉強食・自然淘汰ではなく、共生と生命の融合が進化の本質であるというAFD現象、DNAは不変ではなく獲得形質も遺伝するという説、原子転換、細胞新生説など既得権益によって葬られた学説のオンパレードである。

現代医学を批判する書は多数あるが、ここまで真逆にかつ体系的に実証と反証を持って示したものは千島先生が初めてであり、それに続く森下敬一先生など多くの代替療法医の主張の原点となっていることは否めない。わたしも本書を読んで、今まで教えたれた医学よりもこちらのほうが本当だと実感できる。例えば細胞分裂で身体が大きくなる(受精卵の時はそうかもしれないが)のなら時間がかかりすぎてとても間に合わない。大人の血液が骨髄のみで造られるのならとても量を作れないなど、現代の医学は突っ込みどころが満載なのである。

昨今のコロナ禍の中、政治体制のみならず医学や科学に対する不信と疑いが増大していると感じる。千島先生は早くから、ワクチン、食品添加物、農薬、放射能の危険性、輸血や血液型の無意味さと危険性、それに代わるものとして菜食・少食・咀嚼という3Sを提唱されていた。

なんと表現していいかわからないが、わたしはマスメディアで報道されない情報、学校で教えられない事実などを本やインターネット、YouTubeなどのSNSで収集し分析している。いわゆる陰謀論やスピリチュアルと表現されているもので嘘も多いが、長い歴史を持つものや多くの人に支持されているものは主旨が共通していいて、健康法一つとっても千島先生の提唱していることとピタリ重なる。千島学説は決して過去のものではなく、これからの日本および世界を救う未来の医学と言えそうだ。波動や螺旋についてもすでに言及されている。

現代医学の全否定。あなたはどっちを信じますか?

【参加者募集】千島学説勉強会

毎月第一木曜日18:00-19:30

なごやかクリニック

名古屋市中区栄3-4-5栄ノバ7F

参加費1,500円

無農薬・無肥料野菜の販売あります

早めにお越しください。

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