幻集郎氏による共感力ランキングから見るフェミニストの終焉
はじめに
あけましておめでとうございます
と2月になっても打ち込んでいるあたりに自分自身の人間性の終焉を感じてます、虚無の先と名乗らせていただいている者です。
最近リアルが超絶多忙だったり、モンストでネオが引けなかったりアンフェと戦ってたり…ん?アンフェ?アンフェじゃなくて「アンフェア」ですねごめんなさい。と、まあ、とにかくいろいろな理由で多忙だったので全くnoteをしていませんでした。ですがこれからも気が向いたタイミングで、長文を書く必要がある際にはnoteで投稿しようと思います。
幻集郎氏の共感力ランキングの考察
今回は幻集郎氏の「フェミニスト108星-共感力ランキングによる量的調査」から今のフェミニストを嫌う方々に一つ希望を見せたいと思います。
これを考えたきっかけは神崎ゆき氏の『フェミニストに関する「ある一つの仮説」』にあるこちらの画像です。
こちらのデータ、幻集郎氏が公開したランキングに神崎氏が氏自身と、氏自身と思想とフォロワー数は近いですが、支持を集める手法が大きく異なるトゥーンベリ・ゴン氏のデータを足して、得られたものになります。
これを見て一つ思いました…
フェミニスト…伸びてなくね?
Twitterに限らずSNSというものは時間経過に応じてフォロワー数、インプレッション数といったものが増えていくようになっています。この表における神崎氏やゴン氏はそうですね。ただ、この二人も単調に増加している(増加し続けている)わけではなく12月に落ち込んでいます。(見た感じ10月、11月がものすごい増えていて12月で通常の増加ペースに戻った感じではあります)
ただ、それでは増えてるのか減ってるのか判断しづらいので、Excelにも内蔵されている最小二乗法を用いて、一次関数のグラフの傾きとして7月から12月までの月ごとのいいね数200超えのツイート数の増加、減少を評価します。簡単に言えば傾きが正なら増えてるし傾きが負なら減っていると言えます。また、この傾きが正でも小さければ規模があまり伸びていないということにもなります。
フェミニストの支持が伸びていないことを確かめるため幻集郎氏のnoteからExcelデータを購入、神崎氏とゴン氏のデータ(神崎氏がnoteで公開されたものを引用)を入力し、そのデータをプロットしてExcelに内蔵されている最小二乗法を適用してランキングの上位10人のフェミニスト(少なくした方が考察が楽なので減らしました)と神崎氏、ゴン氏の共感力の時間変化を見てみました。
要するに、折れ線グラフだと増えてるのか減ってるのかわかりにくいのでぱっと見で増えてるか減ってるかがわかるように誤差が一番小さい一次関数に近似し、その傾きを見ました。その手法として採用したのが最小二乗法です。
(厳密な話をするとこれは一次関数よりも指数関数に近似する方がスケールフリーネットワークであるSNSでの影響力の評価という点では正確ではあります。しかし、増加量と減少量の評価をするという点、また、200以上のいいねがつくツイートの数は指数とスケールが違う点から評価のしやすい一次関数で評価をしました。というよりも正直指数関数に近似したところで自分がうまく評価できないので……という面も強いですが、指数関数に近似したところで負の数は負の数として出てきますし小さい数字は小さいままです。大きい数字が多少小さくなる程度です。ゆえに、あまり深く気にする必要はないかと思います。ただ筆者が楽に解析したいだけです。)
そしてそれによって出た傾きを四捨五入してフェミニストの共感力ランキングの上位10人とゴン氏、神崎氏も含めて表の右側に入れてみました。見てみましょう。
…神崎氏とゴン氏…圧倒的です。
上位10人の中で傾きが正になっているのはつりがねむし氏と郡司真子氏の二人のみ。そのうえそれらの傾きは1台という…ゴン氏と神崎氏を三國無双させてしまったことをここに謝罪いたします。
申し訳ございませんでした。
という冗談は置いといて真面目な話ここまでスケールが違うとは思っていませんでした。さもこの計り方が間違っているかのような錯覚を筆者に与えます。このように傾きが0に近いものが多い中ならば、この一人当たり6つのデータから平均を採るという手法は大変有効であり、幻集郎氏のデータ収集、および解析の精度の高さが垣間見えるものであったと考えられます。(逆にゴン氏と神崎氏の現在の共感力をこのように過去6ヶ月間の平均から計るのはその初めの期間の数字に引っ張られて数字が小さくなるという意味で正確とは言えません。もっともゴン氏と神崎氏が不利な計測法でフォロワー数の多いアカウントに対してここまで善戦、いや、誤解を恐れずに言うならば勝利しているということがこれらのアカウントの現在の共感力の大きさを物語っていると考えられます。)
そしてこのデータからわかるのは、
「フェミニストのアクティブな支援者は多くのアカウントで減っているのに対立側のアクティブな支援者は増えている」
という絶望的な事実です。それもバズを狙うアカウントにも論によって丁寧に意見を広めようとするアカウントにも同程度の量のアクティブな支援者が増えています。
もちろんここで「福島みずほ氏ならフォロワー数が23万いてゴン氏や神崎氏(フォロワー数約14000)では影響力は遠く及ばないのではないのか」という反論が思いつく方もいらっしゃるかと思います。が、筆者が指摘したいのはあくまで「アクティブな」支援者です。
例えばモンストは2021年の11月1日に国内4800万人突破記念のキャンペーンを実施したのですが、アクティブなユーザーは4800万人いないのは明らかです。こういったサービス提供し続けるような必要のあるゲームにおいては累計のプレイヤー数よりも月ごとにアクティブだったユーザー数(MAU)の統計からゲーム内イベントの商業的成功、失敗を調べます。
これと同じようにフォロワー数ではなく、アクティブな支援者が多いツイートの数を基に共感力を調べたのがこの幻集郎氏のランキングです。とは言ってもフォロワー数を軸に調べることを否定することはできません。なので筆者自身で調べてみることにしました。
新たな「共感力ランキング」の考察
フォロワー数を調べたらどうなるのでしょうか?と思ったのでツイプロで先ほどから調べている12アカウントの2022/2/3時点での直近4週間のフォロワー数を調べ、その増加した割合を計算し、平均値をとりました。ただ、数字があまりにも小さくてわかりにくい(図の中での大きさの話ではないです。ただ図も横に広げすぎたせいで小さいと思うのでもし見づらいならズームして見てください。)と思ったので右に%も用意しました。
今回は、先ほどの幻集郎氏のランキングをベースにしたものと違い、もともとのフォロワー数の差を考慮して、SNSのフォロワー数増加の割合で考えることが適当であると考えられます。(もっとも、フォロワー数増加量のみで評価したところでそれでもなおゴン氏が圧勝するのであまり関係ないかもしれませんが…とは言っても、もともとのフォロワー数の多さに起因した増加量の大きさをしているようなところもあるので一概に関係ないとも言えないのが難しい…。)
今回の比較もまた、ゴン氏が圧倒的な結果を出しています。神崎氏もまた、それに続く形となりましたが、今回は郡司真子氏に肉薄されています。
(郡司真子氏は今、change.orgへの抗議で支持を集めていると推測されますが、今が過去にならないと検証は難しいです。ただ、後に調べて特に増加量に変化がなかった場合に郡司真子氏の増加量の増加の原因はそれだったかもしれないと推測できるかと考えます。もし、そうだった場合はそれ以降の郡司真子氏の増加量が下がるので、こちらが有利なデータをチェリーピックしたわけでなく、偶然郡司真子氏が都合のいいタイミングでデータを引っ張っただけになります。ここに関してはしばらく後に追記があるかもしれません。)
ただ、それでもゴン氏と神崎氏がワンツーフィニッシュを飾っています。
そのうえで、この調査では、フォロワー数の増加量もフォロワー数のわりに少ないため、「アクティブな」という言葉に限定されない「フェミニストの支援者」そのものの増加も鈍化しているというデータが取れました。
他にも、一部のフェミニストは週単位で見た際にフォロワー数が減少していることもまた、「フェミニストの支援者が増えていない」という仮説に対しての根拠の一部になっています。(とは言っても月単位で見た場合は増えているので根拠としては弱いにも程があるのですが)
追記(2/4):有名なアルファツイッタラーである滝沢ガレン氏を幻集郎氏が調べたのでこちらも「巨大アカウントだとどうなるのか」という調査も兼ねて調べてみたところ平均増加%は約1.8%になりました。ここまで巨大なアカウントでもある程度調査の信頼性(どれだけ大きなアカウントでも成長路線にいればこのぐらいの平均増加%になるという点で)は確保できることが分かったのと同時にゴン氏の成長の度合いが実はとんでもないものだったという可能性に震えています。
幻集郎氏の共感力ランキングと新たな共感力ランキングの比較
幻集郎氏のランキングにそこから計算できる新たなデータを足したり、全く新たな「共感力ランキング」を作ったりすることで、幻集郎氏のランキングと比較しての長所、短所が分かりました。多少他で書いたところとかぶる点もありますが、まとめていきたいと思います。ですます調だと考察はうまく書きづらいので(厳密な考察を書くわけではないですが)、ここだけ少し文体変えます。
幻集郎氏の共感力ランキングの長所
1.データの計測点が多く、また、いざとなったら増やすことも可能であるという点。筆者のランキングではデータを4つの点でしか見ることができず、また、それ以上過去をさかのぼることもできない。そういった欠点がない。これはデータの正確さ、および再現性に大きく関わる点であり、これによって幻集郎氏のランキングはトレーサビリティが確保されている。(筆者のランキングも調査日を明記することでトレーサビリティを確保しようとはしているが、幻集郎氏のものからは遠く及ばない。)
2.時間経過によって支援者の規模が変化しないフェミニストの共感力の計測に平均を使った点。支援者の規模が増加してる一般的なアカウントなら6か月平均を導いたところで、「共感力」は下方修正されたものになってしまう(だから神崎氏とゴン氏のデータが入ったのを見て、傾きを求めたくなってしまった)。が、フェミニストは違う。規模が現状は一定なのでデータの計測点を増やしても、不正確にならない。
幻集郎氏の共感力ランキングの短所
1.調査に時間がかかる。滝沢ガレン氏の調査に1時間かかったと幻集郎氏は記している。筆者のランキングは一人調べるのに1分かからない。ツイプロにユーザー名入れて、データをExcelに入力するだけである。だからこそこれを約110人分やった幻集郎氏に敬意を表したい。
2.滝沢ガレン氏みたいな超巨大アカウントを調査できない(調査する前提で調査法を作っていない)。これは仕方のない話ではあるのだが、フォロワー数4~5桁の方を計測するための(いいね数)>200という条件であり、ほぼすべてのツイートで200いいねを超える滝沢ガレン氏のような巨大アカウントを調査すると、ただの月ごとのツイート数の推移になってしまう。
まとめ
幻集郎氏の共感力ランキングはフェミニストの共感力を計るという目的において「規模が増大しないフォロワー数4~5桁のアカウント」を調査するために相当最適化がなされたものであり、短所が「調査に時間がかかる」という点と「想定外の調査対象の調査結果は正確ではない」という道具の使い方間違えたらいけないという常識のような点の二つしかないのは、かなり調査として優れたものであると言える。
最後に
「フェミニストの支援者が増えていない」ことがどうして「フェミニストの終焉」というタイトルに結びつくのか?というところですが、SNSにおける思想の広がり方は、皆さんが見たことあるものだと新型コロナウイルスの感染者数の変化の仕方と似ています。波のように増えた後に減ります。その中で、フェミニストの思想の広がりは波の頂点に到達したのではないのか?と考えられるわけです。
なのでフェミニストの思想を信じる方の数はこれから減少傾向になるのではないのか、それは「フェミニストの終焉」に向かうのではないのか、というところで「フェミニストの終焉」というタイトルにしたわけです。
このように神崎氏とゴン氏の共感力の時間経過での増加から着想を得て、フェミニストの支援者が増えていないという事実を観測し、それをもとに「フェミニストの終焉」を予見しました。このベースとなるデータを公開された幻集郎氏、この発想に至るデータを公開され、自身の影響力を増すため、不断の努力をされている神崎氏、そして、幻集郎氏のランキングをチ〇コという独自の視点で考察され、多忙によるストレスで荒んだ筆者の心に笑いを提供してくださったゴン氏に心からの感謝と敬意を込めて終わりたいと思います。
追記2(2/6)余談ですが、「滝沢ガレン」じゃなくて「滝沢ガレソ」じゃね?というツッコミが見られましたが、滝沢ガレン氏は滝沢カレンさんと無料ゲームリーグオブレジェンドのキャラクターの「ガレン」をかけた名前として滝沢ガレンを名乗っていたのですが、エゴサのしやすさを重視して「ガレソ」表記にしていたらいつの間にか「ガレソ」と呼ばれるようになっていたらしいので「ガレン」表記で間違いないです。
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