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音楽

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サウンドトラック、劇伴音楽、音響について
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#インスト

この音が“どこからくるのか”問題〜『どん底』劇伴音楽

『Soundtracks for CHITEN』より Tr.7「Zoko」 Tr.8「Nindongendon」 (地点『どん底』のための劇伴音楽) “初めて生演奏でなく録音で臨んだ作品。 スピーカーなので音量のことも気にせずに何でもかけられる!と思っていたものの、そもそもなぜ何もなく誰もいないところから音が鳴るのか? というのが問題となり身動きできないところからのスタート。 結果、俳優のべらんめぇ語りを切断する「バイーン」という音がスラッシュとしての基調になった。”(ライナーノーツより一部抜粋) 空間現代: 野口順哉(Gt, Vo) 古谷野慶輔(Ba) 山田英晶(Dr) Recording Engineer: 植松幸太 ★地点のWEBショップでCDが購入可能です。 https://chiten.theshop.jp/

150年後のプレイリストのひとつとして、ひっそりと公開したい〜『地下室の手記』劇伴音楽

『Soundtracks for CHITEN』より Tr.5「Botayuki」 Tr.6「Suishokyu」 Tr.10「Taiko」 (地点『地下室の手記』のための劇伴音楽) “ドストエフスキーがこれを書いた1864年には未だ録音技術はなく、生演奏か録音かという問いもまだ無い。いまとは大分異なった音の世界なのでしょう……というようなことをぼんやりと思いつつ「ぼた雪」「水晶宮」などをキーワードに作曲。 今回は舞台上に紗幕、仮面といった切断が既にあり、音楽は舞台外部からのアプローチ(いわゆる劇伴のスタイル?)となった。 タムを多用した「タイコ」と呼ばれていた曲は、ドラムセットが地下室そのものを包み込むようなものであったなら? ということを念頭にシンプルなフレーズを制作。芝居と合わせてみると原始時代とロシアとミッキーが混じり合うような謎のおかしみが生まれた。本番では俳優の声を頼りとしていくつかの曲を切断なくミックスし、湿度感を保持。”(ライナーノーツより一部抜粋) 空間現代: 野口順哉(Gt, Vo) 古谷野慶輔(Ba) 山田英晶(Dr) Recording Engineer: 植松幸太 ★地点のWEBショップでCDが購入可能です。 https://chiten.theshop.jp/

回るルーレット台の潤滑油として、あるいは金を巡る駆け引きの煽動者として〜『ギャンブラー』劇伴音楽

『Soundtracks for CHITEN』より Tr.3「Roulettenburg」 Tr.12「Table」 (地点『ギャンブラー』のための劇伴音楽) “借金と遺産と恋とギャンブル、破滅の手続き、色気、リゾートといったイメージを下敷きに作曲。台詞と寄り添いながら演奏すること、メンバーそれぞれが即興的に変化を加えながら演奏し続けることを前提にして作られた。 台詞を分断する「/」としての役目というよりは、回るルーレット台の潤滑油として、あるいは金を巡る駆け引きの煽動者としての役割を担う。”(ライナーノーツより一部抜粋) 空間現代: 野口順哉(Gt, Vo) 古谷野慶輔(Ba) 山田英晶(Dr) Recording Engineer: 植松幸太 ★地点のWEBショップでCDが購入可能です。 https://chiten.theshop.jp/

音楽と演劇の時間を拮抗させる〜『ファッツァー』劇伴音楽

『Soundtracks for CHITEN』より Tr.2「Koi」 Tr.4「Souzokunin」 Tr.9「S/B」 (地点『ファッツァー』のための劇伴音楽) “初共作となったこの作品に敷かれたルールは、俳優は発語と演奏の音が当たったら倒れる(死ぬ)というもの。そのルール上、空間現代は音で俳優を自由に殺せる立場にある。喋ってる時にとにかく音を鳴らせばいいのだから。しかし上演を重ねる内に、主導権をバンド側が持ち始めた途端につまらなくなることに気付く。重要なのは、稽古時からコンセプトにあった「音楽と演劇の時間を拮抗させる」。 音を出すタイミングを俳優の都合に合わせないこと。決まった間(空白)を守りながら、もし俳優に当たった時に俳優が鮮やかに精確に倒れることができるように3人で息を合わせて音の迫力をしっかり出すこと。”(ライナーノーツより一部抜粋) 空間現代: 野口順哉(Gt, Vo) 古谷野慶輔(Ba) 山田英晶(Dr) Recording Engineer: 植松幸太 ★地点のWEBショップでCDが購入可能です。 https://chiten.theshop.jp/