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夏じゃないけど夏休み

今週木曜日から待ちに待った3カ月の夏休みに入りました。夏休みとはいえ仕事はあるし、このところ何だかずっと寒いけれども(今もこれを書きながら鼻の頭が冷たくなっている)。

5月は図書館に篭ってひたすら終わりの見えない課題に取り組み、課題提出後すぐにプレゼンの準備でほぼ徹夜のまま挑んだ、ということ以外まるで記憶がないのですが、懸念していたバーンアウト(燃え尽き症候群的な?)に陥ることもなかったのはこれ幸い。

今回の課題&プレゼンでは、先生が「Be creative」と言ったのをいいことに、自分の好みを全面に出した内容に突っ走ったのですが、蓋を開けてみたらみんな王道の内容だったので、すっかり「クリエイティブといえばこの人」認定をされることとなりました。クラスの中では、英語もセオリーの理解も断然怪しいので、ひとつくらい認めてもらえることができたというのはありがたい限りです。おかげで学年最後の日にグループワークの模造紙プレゼン作成でも、絵を描く係に任命されました。絵が下手すぎてガッカリした親にお絵描き教室を辞めさせられた、という過去があるのにね。笑

さて、今年頭の病院実習以来ずっと考え続けていた、大学の専攻を変えるか続けるか問題。

先月から2週間おきくらいにオンラインでメンターセッションを受けているのですが、そのメンターのDaniさんからも、課題が終わってすぐのセッションで、その後どう?と聞かれたのですが、「最後のモジュールがキツいながらもそこそこ面白かったこともあって、もう少し続けてみる気にはなっていたのだけれど、それでもまだ決めきれないところもあって」なんてことを説明しながら、私の話はいつものことながらあちらこちらへと飛びまくり。

こんなとっ散らかった話を聞くの大変だろうなあと毎回思うのだけれど、まあそこはプロ。聞き流すところは聞き流し、鋭い質問が所々に織り交ぜてくるわけです。

特に私の迷いは、やっぱり断然こっちよりあっちがやりたい、という健全なものではなく、雑に言えば、こっちよりあっちの方が楽しい気がする、けどそう思って行ってみたらそうじゃなかったなんてことも十分あり得るし、こっちだってこの先面白いことがあるかもしれない、でも今のところこっちでやっていく自信があまりない、なんていう、ふわふわグラグラとしたもの。結局のところ大学生活始まって以来の根本的な「軸を見失っている」問題なわけです。

今やってる分野、なんだか掴みきれない・イマイチよく分からない→面白くない・わかりそうなのにやっぱり全然分からなくて辛い→理想のレベルに到達できない・わかりきれていない中で課題を進めるのが気持ち悪いし辛い→課題でパスはするものの断然消化不良→専攻選択間違ったかも→やっぱり基礎知識をすでに持っている学科へ変える?

「軸を見失っている」問題

そんな感じでああでもないこうでもないと言いつつ、話題は家族関係の話へ。聞かれるままに話せるのも、私の私生活とは関わりのないセラピストだからこそ。だからと言ってこれまでのセラピーやらカウンセリングやらでも、結局誰も何もできないし所詮自分でなんとかするしかないんだな、という結論に至っていたので、特に期待をするわけでもなく。

そうこうしていると突然に、「じゃさ、居心地が悪い(Uncomfortableな)時、どんな行動に出る?」と聞かれた。

え、急になんの話?と思って、それってコース課題のこと?それとも一般的な私の傾向?と聞いてみると、後者とのこと。質問の真意はよく分からないけれど、答えは簡単。

「ある程度まではなんとかしようと頑張るけど、ある時急に興味をなくしたり、もう無理、となって逃げ出すわ、うん、もうこれは私のいつものパターン。」と答えた側から、「あああ、コース問題もこのパターンだわ。だよね?」と思わず笑ってしまった。もちろんDaniさんはニヤリ。

この時点でかなり、続けてみる気持ちに傾きました。このパターンを変えない限り延々にそのパターンが続くというのは、宇宙の法則なので、ある意味これはそれを変えるチャンス。

まあそれでも候補の転科先のとある部分にまだ未練があったので、結局1年次の最終成績が出るまで決断は先延ばしに。というのも、私がサイエンスのAレベルを持っていないので(日本での成績は古すぎて無効と言われた)先方から入学条件として今のコースでFirstの成績を取ることを条件として出されていて、これが取れなければそもそも転科は難しいので、諦めがつくと思ったのです。

そして出た成績を見て再び揺れる私。なんと転科候補先から提示された条件を満たしてしまったのです。おまけに興味本位で調べているところで見つけてしまったものすごく勉強してみたい分野のマスターコース。転科すれば資格条件が満たせるって。うぅぅ。

でも。今日1日ダラダラと過ごした挙句、夜遅くなってから急にスイッチが入ってポートフォリオの整理をしていたら、ぽっ、と「やっぱり続けよう」と心が決まりました。どっちつかずにああでもないこうでもないと思い続けるのに飽きた、というのも存分にあるのだけれど、なにかが空から落ちてきて、決断という穴にぴったりと嵌った感じ。笑

さて明日はちょっとばかりチェロの練習でもしようかな。


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