【すきま時間に読みたい 経済と投資#1】第1回:石破政権発足で株式市場は?
新政権発足も日経平均暴落
10月1日に石破内閣が発足しました。
自民党総裁選実施された9月27日に石破氏が決まった後に日経平均先物は急落し、夜間取引には一時、2,000円超の下げに転じました。
総裁選開けの9月30日の日経平均は、日経平均先物に主導される格好で、2,000円超下落する場面も見られましたが、取引時間終了時には前週末比1,910円安の37,919円となりました。
政権発足時のタイミングでは、1990年以降、最大の下げとなりました。
賃金上昇が物価上昇に追いつかない状況下で石破政権が掲げる緊縮財政に対する政策などが、市場参加者にとって警戒感を高めたものと見られ、「石破ショック」と呼ばれてもいた仕方がないでしょう。
一方、9月30日に発表された主なマクロ経済指標は、8月の鉱工業生産指数(速報値)、8月の住宅着工件数などがありました。
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