むしろ無があるのではないのか?
好きなミュージシャンの1人、
MORRIE(DEAD END, Creature Creature)の影響もあり、
昨年頃から「存在」というものについて考えることが多くなりました。
ぼんやりと生きていますと、なぜここにいるのか、
そもそもこことはなにか、いるとはどういう状態か、
普段は意識しないし、意識せずともここにいることはできますが、
真に己と向き合うため、また物事を真に理解するためにも、
「存在」ということについて学ばねばならないと思い、
ハイデガーの「形而上学入門」を読でいる最中です……去年からですが。
なかなか読み慣れない単語も多く、凄くスローペースで読んでます。
内容も理解しているかといわれれば、全くといって理解できておらず、
ただ「形而上学入門」のはじめにでてくる、
なぜ一体、存在者があるのか、そして、むしろ無があるのではないのか?
という文に感嘆したのと同時に、これを基本として思考すれば、
少しは「存在」や「無」に近づけるかと思っています。
そもそも「存在」と「存在者」は似て非なるものだそうで、
例えば、私はここに立っている、という文があるとして、
ここでの私=「存在」で、私が立っているという状態=「存在者」、
と書いても何か違いますね……。
文字にしたり説明しようとすると、何だか理解から遠退いてしまう、
浅い知識故の残念な感じです。
とりあえず、今後は「存在」について思ったことを
徒然なるままに書いて行こうと思います。
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