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牽牛星のモチベーション

牽牛星というのはプライドの星ともよばれ、
この星を中心星に持つ人は(いい意味でも悪い意味でも)プライドが高いもの。

そのプライドの高さを逆手に取ると、やる気が出てきます。


そもそも、牽牛星というのは「自分を中心に何か行動を起こす」ということがあまり得意ではありません。

つまり、
私がそれを手に入れたいから!
私が注目を浴びたいから!
私が偉くなりたいから!
…というのはモチベーションにならないんですよね。
とても謙虚なんです。

逆に、
好きな人がいて、その人を喜ばすために何かを頑張る、
尊敬する人がいて、その人をサポートするために何かに一生懸命になる、
自分にしかできない仕事があるから、その仕事に精を出す
…こういったことが大得意。
「誰かのために」行動することにやりがいを感じるのが牽牛星です。
健気なんですよね。

しかしながらその対象は誰でもいいわけではなく、ちゃんと自分の目にかなった人でなければいけません。
その人のために働いている、ということ自体にプライドを持つ星だから。

…ということで、牽牛星を中心星に持つ人は、
この人のために!という自分のお眼鏡に合う人との出会いが大切。

(そういう意味では、ここ数年の推しブームというのは牽牛星が牽引しているのかも。推しがいます!という人には牽牛星持ちが多いかもしれません。)


さて、そういう推しとの出会いがない場合はどうしたらよいかというと、
目標を決めて、それを周りに宣言するといいです。

言っちゃったのにやらないというのは、牽牛星のプライドが許しませんから。


さてさて、牽牛星を中央に、または北方に持つ部下をお持ちの方は、どうぞお気を付けください。

あなたが彼らのお眼鏡にかなえば、彼らはあなたの強力な味方として素晴らしい仕事をしてくれますが、
そうでない場合、テキトーにしか仕事をしません。

そのテキトーさを指摘したところで、残念ながら改善はないかと思います…。
改善させたかったら、あなたが彼らのお眼鏡にかなう人物になるのが一番早く確実です。

厳しいかもしれませんが、「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがピッタリです。


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