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自分の足元を照らす灯

 どうも、毎月16日担当のたんたんこと丹です。オリンピックがあったり、台風が来たり、陽射しは痛いと感じるほどに暑かったりしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?自分は今月6日に舞台「泥かぶら」の配信のための収録公演をしました。

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 これは例年ならば3年に1度、芸術鑑賞教室の一環として茨城県守谷市にある中学校を回ってこの「泥かぶら」の舞台を生で見てもらうんですが、今回はこのコロナ禍という事で配信という事になりました。

しかし、

「配信の為に収録するけど、無観客というのは寂しい」

という事で、舞台収録の日に守谷市の子供たちの代わりに拍手で「泥かぶら」を応援する「観劇サポーター」なるものを募集いたしました。

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このコロナ禍で、しかも収録1週間前の告知にもかかわらず約30名の観劇サポーターが!自分の役者仲間やTwitterがきっかけで交流が生まれた作家さんもいらして、とてもありがたかったです。温かい眼差しと拍手。心強かったです。

 さて、そんな収録公演を終えたたんたんですが今は何をしているかというと、

新制作座さんプロデュースで9月に収録予定の朗読劇「野盗風の中を走る」

同じく9月に現在の「泥かぶら」の話を短く脚色した「泥かぶらS」

この2つの稽古を中心にバタバタしております。これ以外にも実は稽古をいくつかしているんですが、そちらの方は次回以降に触れていこうと思います。

これまでの役者人生で、ここまで複数の企画を並行して進めてるのは初なんですが、不思議と不安はないんですよね。いま「泥かぶら」で共演している役者さんが好きな格言は

【一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め。】

とおっしゃってて、

「提灯を1つ下げていれば、暗い夜道も暗い闇も怖がることはない。ただ自分の足元を照らすその一つの灯りを頼りにして歩き進めばいいのだ。」

という意味になります。

この「灯」というのは「明確な意志や目標」だと思うんですよね。自分の中では今この「灯」が煌々とついていて、不安という闇を消し去りながらどんどん進んでいるんだと感じてます。この「灯」が弱くなりそうな時は芝居関係の仲間たちの助け、そして観客の応援が支えになってくれるはずです。

というわけで、これからもたんたんをよろしくお願いします。では、また来月!

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丹 聡の記事はこちらから。
https://note.com/beyond_it_all/m/md0553cf55e30


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