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【vlog】世界大戦で負傷兵の移送に使われたトンネル【デュラーチャ国立公園】

ブリスベンとサンシャインコースとの真ん中に位置する心霊スポット。第一次&第二次世界大戦中、負傷兵を移送する鉄道が使ったデュラーチャトンネル。クイーンズランド州の遺産として指定されているが、ガイドブックには載らない超マニアックな観光スポット。

トンネル建設当時の写真(1890-1891年)

Dularchaとはアボリジニーの言葉で「ブラックバット」と言う意味。Black Buttとは、直訳すると黒い幹。木の下半分が黒っぽい樹皮で覆われたユーカリの木の別名。ここには、この黒いユーカリの木「Dularcha」が豊富に生育している。

駐車場から森の中を3kmほど歩いたところにトンネルはある。あいにく私たち家族が行った時は雨に降られ、ぬかるんだ道をゆっくりと歩かなければならなかったが、晴れていれば平坦な砂利道を小一時間で行ける。

晴れていれば、体力に自信がない人でも簡単に歩ける道

トンネルは全長およそ100m。新しい線路がすぐ横に敷き直され、このトンネルはもう使われてはいない。現在はハイキングルートの一部となっており、小さな子供を連れた家族も少なくない。

トンネル入口。列車用のトンネルのため縦長の穴。
トンネルに踏み入れた瞬間、ひんやりとした空気と同時に、コウモリの糞尿なのか、鼻にツンとくる匂いする

壁には排水用の穴が沢山あり、コウモリがその穴の中をすみかにしているようだ。

ここでは乗馬で散策することも許可されているため、所々馬糞を見かける。

暗闇を怖がる馬のため、トンネルのすぐ横には、くぐらずに上の山道を通ってトンネルの反対に出る迂回路もある。

戦時中は武器や負傷兵を乗せた列車がここを通っていたためか、心霊スポットとされゴーストトンネルとも言われているらしい。

最近ではインスタ映えする写真が撮れるスポットとして、若者も訪問者も多いらしい。



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