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ヌフEssay「日々の雑惑」

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2020年5月の記事一覧

物語を展開させる手法の1つとして

最初に思い付いたスタート部分を真ん中に持ってくる

というのがあるらしい。

 
構成として起承転結の転の部分に起をあてがうと話がころがって見える。

なぜならやはり始まりはいつも突飛でありその前後では確実に何かが変わっているからだ。

展開は転回であり またなにかの産声でもある。

 
星野源のうちで踊ろう動画

星野源の首から上だけ切り取ってコラージュ的に縫

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昔テレビを見てて、野性爆弾のロッシーさんという人が

「「承る」って字はこれ一文字で「うけたまわ」まで読むので背負わせすぎだ」

と言っていて面白かった。

なに言ってんだ って空気になってたけど、テレビの前で私は「なるほどなぁ」と思った。

 
 
たしかに背負わせすぎだと思う。
「承」という字で「うけたまわ」まで読ますのは。
5文字もある。漢字1文字でひらがな5文字。単体で見るとより際立つ。仕

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始まりはいつも唐突でさりげない。

生まれた時の記憶の話だ。つまり覚えてない。

産道の狭さや逆光の眩しさや酸素濃度の濃さや空気振動の細かさや情報質量の多さや時間経過の緩やかさ、それら全てを忘れてる。

起承転結の起の部分。そっくりそのまま抜けている。


 
 
今こうして文章を書いている私はたしかにここに存在している事が私がこの世に生まれた事があるという紛れもない証拠であるのにも関わらず、私

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歳をとればとるほど時間経過が早く感じる。

心理学的な説明によるとこれにはジャネーの法則という名前がある。

50歳の人にとっては1年の長さは人生の中で50分の1
5歳の人にとっては1年の長さは人生の中で5分の1になる。
50歳の人にとっての10年間は5歳の人にとっての1年間に当たり
5歳の人にとっての1日は50歳の人にとっての10日に当たる事になる。
 
 
あくまで心理学的なアプローチだと思う

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