自分の障害について思うこと③

前回は自分がアスペルガー症候群(現在のASD)だと知ってしまった経緯を書きました。

今回はその後の話…

高1でどうやら私はアスペルガー、自閉症だと知ったあと…

本当は自分はそうじゃないと思い込もうとしていました。
だから誰にも本当の事が聞けませんでした。

高校1年をただただ自閉症という文字に衝撃と否定的な感情だけを持って過ごしていました。

当時は発達障害ってほぼまだまだ未知の世界で、自閉症もアスペルガーも広汎性発達障害もなんもかんも一緒の項目に書いてあったんです。

今だったらどうしていたのか分からないけど、きっとGoogleするだけGoogleしていたんだろうなって思います。

当時の私はじゃあどうしたかというと…医学事典の中身を理解しようと必死でした。

多分、今思えば、私はアスペルガーじゃないっていうことを自分に言い聞かせようとしていたんだと思います。

もちろん心理検査は受けた上で、主治医は診断していたんだと思うし、大人になって受けたWAIS-Ⅲでもかなり分かりやすく凸凹出てるくらいだから、当時もきっと今で言うところのボーダーってレベルじゃなかったんだと思います。幼少期の経歴では目立たなかっただけで、中学3年になった私にはアスペルガーを診断するだけの充分なものだったはずでしょう。

だけど、だったらちゃんと説明してほしかったなぁって思います。

当時は今ほど発達障害への理解がある時代ではなかったけど…でもちゃんと説明してほしかったなって…

当時の主治医は検査結果を【得意なことと苦手なことがあるんだよ】って説明していたんですよね…
私はそれを努力でなんとかなる、もしくはなんとかしないといけない苦手だと捉えていたんです。
だから余計に、努力ではどうにもならないらしいと分かってショックを受けたんだと思います。

私は頑張ってる。頑張ればなんとかなる。アスペルガーなんて間違ってるって言ってやりたい。
そんな気持ちだったのかもしれません。

でも、ガッツリ自閉症の項目には当てはまらないけど、アスペルガーの項目には当てはまるところもあって…
(同世代への社会性の項目とか、物事へのこだわりとか特に。)

あぁ…私ってアスペルガーなんだ…って読めば読むほどショックを受けたのを覚えています。

受け入れてなかったなぁ…(今でも受け入れてるかと言われると微妙だけど)

そして、高校3年になった時についに主治医に聞きます。

続きは、長くなったので、また次回。

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