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B'zの中から俺の好きな曲を挙げていくだけ④

 どうもべっちょです。


目次でキレた人、落ち着いて読んでくれ!よく読めばわかる!


①ultra soul(シングル表題、他ベスト2枚収録)

・確かに俺は下記の記事で「「Ultra Soul」はやらない」と言った。嘘はついていないぞ。

これを外すのは色々と無理がある。
「曲としての出来が悪ければ定着しない」を地で行く曲なんだわ。
・打ち込みデジロック。
・どことなくラテン味のある曲調。
・「太陽のKomachi Angel」よりロック色が強く打ち上がるサビ。
・出番が少ないと思いきやそこかしこで出てくる随所のTAK特有のピッキングハーモニクスを交えたオカズとイントロの符点ディレイ。
・Bメロのサビ前オクターブ唱法。
・ギターソロ前の徳ちゃんのベース(これは悪ノリじゃなく、ギリギリchopの寺沢さんが好き勝手やった結果、有機的な反応が起きたのを見て手応えを感じたTAKが指示したんだと思うけど真相は知らん)。
・TAKの手癖を進化させたギターソロ。最後のチョーキングの上げ方がマーティ・フリードマンにちょっと似てる。
・そこからラスサビ、アウトロまで駆け抜ける盛り上がり方。

この様に、どこを取っても隙が無く、正にこっち系のB'zとしての代表曲の権化と言えますね。他の代表曲はまだLOVE PHANTOMしか出していないので、それ以外は追々。


②ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)(アルバム「GREEN」収録)

・誠に申し訳ございません(正直に謝る)

ぶっちゃけ…リマスタリングされてヴォーカルが少し目立っている以外、ギターソロとアウトロの録り直ししかしていない…というか、①と同じタイミングで収録しているからそれ以外の違いが本当に無いんだけど…
その僅か8秒のギターソロと僅か8秒のアウトロのベクトルがオリジナルと違って好きだからこっちも語らせてくれ!

・こっちはソロの音色はソフトなので、もしかしたらフロント使っているのかも知れない(というかオリジナルのソロがリアっぽいの、すごく不思議なんだけど)
・レガート主体で三連符の音数が多かったソロに比べ、こっちは完全に8分音符でキッチリピッキングして最後の2音で「あ、TAKだ」ってわかるやつ(聴けば伝わるから聴いて!)。
・アウトロ8秒はフロントでワウ半止めのアレ。これが好きなんよ。

この2バージョンだけで着回し1週間行けるレベル。曲の力が強いとこうなる。


③ultra soul~splash style~(シングル「GOLD」2nd beat)

・ん?何か?(開き直り)

これは「ultra soulの再構築」という料理名が正しい。
・1番メロ終わりまではスクラッチ+アコギでのアルペジオ(しかもこのアコギ、ちょっとだけ走り気味で興味深い)。
・サビ手前からドラム(打ち込みだけどブラシスティック風味)が徐々に入ってきて、アコギはコードストロークが元気。1番終わりからエレキが入る。
・2サビ終わり後にコーラスループ。
・ラスサビでエレキとヴォーカル(それまでヴォーカルにはフィルターかぶせてる)全開。
・アウトロでオリジナルのギターソロに似た手癖レガートソロ。

西洋料理では伝統料理を素材まで分解して再構築するシェフがいるんだけど(伝統派からは敬遠されるけど、スペシャリテとしていることが多い)、この曲の作り方としてはそれに近い。

ただ、一つだけ言わせてほしい。
この曲のサブタイ的に「SPLASH!」に入っていないと不自然なのに、なんで「GOLD」に入ってるの?
これ、「Splash」じゃなく「Spanish」の間違いじゃないかなと思っいるんだけど…


④ultra soul 2011(アルバム「C'mon」収録)

・もう何とでも言えよ(挑発)

これが今のライブバージョンに一番近い。あと、原曲にも近い(からここで全部やってしまおうと思った)。
稲葉・松本・バリー・シェーンと、大賀さん・増田さん以外のツアーメンバーで鉄板だから安定感が強いのと、これは…この数年前からレスポールとDCのTAKモデルをゴニョゴニョして(その改ぞ…いや何でもない)サスティンを増しているから(まあ元々レスポールとかのセットネックとT.O.Mは弦とボディの共鳴が強いからサスティン伸びるんだけど)、フィードバック奏法やE-BOW、サスティナー等を使わずともこれが出来るし、このおかげで大賀さんともハモりやすい(このレコーディングでは参加してないけど、明らかに意識している)。
シェーンは原曲に装飾を少々加えた程度(イントロのフロアタムとかサビ前のバスタム、ラスサビ直前のフィル・イン辺り)だけど、バリーは本人がマイケル・シェンカーが大好き過ぎてUFOとMSGに参加したレベル(シェーンも一時期MSGには参加してたんだけど、運の悪いことにマイケルが不機嫌な時期だった)なので(これが経緯でマイケル・シェンカーフリークであるTAKの目に止まった)、ギターソロ前のベースパートはかなり自由にやっている。マジでバランスが良いのでオススメ。


■終わる前に一つだけ言わせろ

半止めワウはTAKが元祖とか書いたりしてるサイトがあるけど、そもそもの本家はマイケル・シェンカーだ。そして開祖はジミ・ヘンドリックスだ。自慢げにサイトに書いたりしてるバカはすぐ削除するか訂正してこい。TAKの音作りに一番影響を与えたのがマイケル・シェンカーなんだからTAKにも失礼だろ。


■おわりに

卑怯?何を言っているのかね?1つの曲でここまでアレンジ出来るB'zの技量を認めるべきだろ?
しかも俺は「Ultra Soul」は書かないという制約はしっかり守っているから、アルバム「B'z」に収録されている英詞の「Ultra Soul(頭文字が大文字)」については書いてないからな。

これね。

遊び心で曲を作るのも大事って言うことを認識して欲しいし、何か題目があれば、遊び心程度で2000文字ぐらい書けるということも文章力低い人にはわかって欲しい。この記事書いてるのに推敲含めて50分しかかけてないからな。フリックで親指痛いけど(まあ、この後誤字脱字チェックと太字入れに1時間掛けるんだが)。

どうやら俺のnoteに読者が求めているのはヨルシカとMr.Childrenと限定タバコレビューらしいけど、ここ、俺の趣味部屋だから!

…止まってる「miss you」分解はもうちょっと待ってて…ごめん…

ではまた。

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