資金調達のお知らせ
2021-12-22 （ベター・プレイス代表 森本新士 アメーバブログより）
このたび東京大学発ベンチャーキャピタルの東大IPC様、障がい福祉分野で日本一のLITALICO様、みずほ銀行発ベンチャーキャピタルのみずほキャピタル様、そしてビジネスチャット日本一のchatwork様などを対象に第三者割当増資を行い、総額5億4000万円余りを調達いたしました。
これから、増資に関わってくださった皆さまの期待と想いを胸に留め、全力で事業の発展に取り組んで参ります。
おりしも、本日付け日経新聞のスタートアップ欄に我われの取り組みを記事として取り上げていただきました。
（金融業界にいる人間にとっては誉れですね＾＾）
私たちの国、日本では未だに7人に1人の子どもが、お腹がすいて眠れないという相対的貧困に苦しんでいます。
お金はあるところに集まっていく。
その結果、資本主義の構造的矛盾として、持てる者と持たざる者の差は、ますますひろがっていくばかりです。
ならばむしろ、テクノロジーとお金の力を最大限に活用して、職場のパワフルな資産形成制度である企業年金制度にスマホひとつでアクセスできるようにすることで、お金のリテラシーが高くなくても、手軽に資産形成出来るようになることで、子育て世代と子ども達が希望を持てる社会を創り出していこう。
それが今回の資本調達の目的です。
そう意味で、この度、出資いただいた各社はその目的に叶うパートナーばかりです。
東京大学とは、コミュニティ心理学の権威である高橋美保先生の研究室を通じて、人が生き生きと働ける職場環境づくりについての共同研究をはじめました。
今後、圧倒的な人手不足な状況にある介護や保育などの職場で働く方々の定着率を上げ、
採用時のミスマッチングをなくすことで、その業界で働く人たちだけでなく、その施設を利用する子どもたちや利用者さんにも貢献出来ると考えています。
また、障がい者福祉分野でナンバーワンのLITALICOさんとの事業提携は、その分野で働く方々のお金の心配をなくすという意味でシナジーしかありません。
社長の長谷川さんとCFOの辻さんもめちゃくちゃパワフルで魅力的な人物で、これからの資本提携からの協業が本当に楽しみ。
次に、chatworkさん。
ご存知のどおり、企業年金は大企業を中心に導入されています。
本来、お金に余裕がないのは、そういう制度がない中小企業で働く人たちです。
その中小企業を中心にもっとも使われているツール。それがchatworｋ。
今回の資本提携で、それらの中小企業に、どんどんと企業年金を拡げていく取り組みを加速してきたいと思います。
そして、みずほキャピタルさん。
こちらはベンチャーキャピタリストの塚田さんのお力だけで入れていただいたようなもの。
大いにみずほグループのお力添えいただき、スケールすることで恩返ししたいと思います。
最後に、今回の資金調達の道を拓いていただいた代表世話人の杉浦さんには感謝しかありません。もはや恩返しは出来ないので、子育て世代と子どもたちに恩送りをすることでお返ししていきたいと思います。
最後の最後に、この10年間、一緒に伴走してくれ、この度、退任した奥さんに心から感謝の意を表したいと思います。これから共同代表の古市さん達と共に会社を成長させて、恩返ししていきますね。
10年間、本当にお疲れ様でした。そしてありがとう。
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