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渋野選手を見て感じたこと 〜親の最も大切な役割は子どもの味方であること〜

 渋野日向子選手が今むちゃくちゃ話題になってますよね。私も彼女に魅力を感じる一人で、日本初勝利も海外初勝利もどっちもメジャー。海外に至っては、初出場で初優勝初メジャーって史上初らしいじゃないですか。

 そんな大舞台で爆発する力強さを持ちながら、それ以上にあの天真爛漫さ。ゴルフだけでなく、周りの人たちと触れ合うところに楽しさを感じて、笑顔を振りまき、ごく自然に振舞って、ショットの瞬間にはすごく集中した顔を見せてくれる。

 もうね、なんていうか、共育コンサルタントとしてこんな人をたくさん育んでいきたいと思うのですよ。(笑)


 同時に思ったのが、「渋野選手の親って、どんな育て方したんだろうなあ」って。

 少なくとも、「大勢の人の前で変なこと言っちゃダメよ」とか、「ヘラヘラしないの」とか、そういう細かいことを指摘されてきてはいないだろうなあ〜、と感じたんですよね。そういうことを指摘されているようでは、あれだけの自然体で人前に出ることはなかなかできない。きっといろんなことを考えすぎて、体がガチガチになってしまうはずです。

 きっと、彼女なりに子どもの時から色々やりたいことがあって、それをずっと応援してくれるような親だったんだろうなあ、と。(想像ですよ)

 これやりたい、ってなったら「まずはやってみなさい」と。

 うまくできたら「ひなちゃん頑張ったね!」と。(呼び方も想像ですよ)

 失敗しても「ひなちゃんよく頑張ったね〜」と。

 どんなことをするのでも、どんな結果になっても、きっと親(またはそれに準ずるような周りの大人)が、彼女を暖かく応援してくれていたんだろうな、という風景が思い浮かんで、そこに目頭が熱くなってしまいます。

 ふと思ったんですよね。親の役目って、子どもにとって何にも代えがたい応援団になることだろうな。どんなことがあっても子どもの味方でいてあげることだろうな。

 それは、善悪でうちの子どもがいい、ということを主張するのではありません(ケンカで揉めたときにうちの子は悪くありません、という意味ではないということです)。子どもがやりたいこと、何かで誰かに貢献したいということ、その考え方や想いを常に全力で支持してあげることです。

 自己肯定感という難しい言い方があり、私もそこの学びをたくさんしてきて、ノウハウもある程度知っていて、自分でも自己肯定感を育むことに関わることができるくらいにはなっていますが、

 根っこのところで、親から「あなたは大丈夫」という安心感を受けてきた人って、本当に強い。


 渋野選手の日本をひっくり返したような大活躍。影の立役者は、きっとご家族だろうなあ、と感じました。渋野選手、爽やかな感動をくれて本当にありがとうございました!


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