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べてるアーカイブ35th(1)「和解の時代」 〜べてるの家の歩み〜

90年代に向谷地生良さんがべてるの家の歩みについて札幌で教会関係者に向けて講演したときの記録です。 北海道日高の浦河町にある浦河教会は、室蘭からえりもまで総延長200キロ以上に及ぶ地域の中で「共同牧会」という非常にユニークな教会同士の繋がりと支えあいの中で守られてきました。私が浦河に来た1978年当時は、過疎地にあって、経済的にも自立が困難で、選任の牧師も置くことが出来ない貧しい小さな群れでした。ですから、現在でも経済的には、都市部の教会から本当にたくさんの経済的な支えをい

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「ホップステップだうん!」 Sample

今号(無料サンプル)の内容 ・巻頭写真 「佐々木実」江連麻紀 ・続「技法以前」 向谷地生良「障害者強制不妊手術」 ・ 伊藤知之の「スローに全力疾走」 「安心して絶望できる人生 あははは~」 ・「仲間の力 DVシェルターのなかで」 宮西勝子 ・福祉職のための<経営学> 向谷地宣明 ・ぱぴぷぺぽ通信 すずきゆうこ 「一般就労のコツ」 佐々木実さん 社会福祉法人浦河べてるの家理事長・有限会社福祉ショップべてるの社長。 1978年、7年間の入院生活ののち、浦河赤十字病院精神

べてるアーカイブ35th(5) 「『非』援助の援助」-精神障害者の支援をめぐって

2000年頃に向谷地生良さんが専門職向けに書いたもの。数回に分けて書かれていたものを今回ひとつにまとめた。写真はその頃の「元祖べてるの家」の様子。白いシャツを着ているのが早坂潔さん。 02年には医学書院から『べてるの家の「非」援助論』が出版された。 「社会復帰」を越えて昨今、べてるの家のメンバーは忙しい。代表の早坂潔氏は、秋の掻き入れ時に仲間と共に全国各地を日高昆布の出張販売を兼ねた講演会に走り回っている。彼は中学3年の時「精神バラバラ状態」となり初めて精神科の門をくぐり、

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べてるアーカイブ35th(3) 「治さない医療」

1999年に川村敏明先生と向谷地生良さんが参加した講演会の記録です。場所などは不明です。 川村 今、紹介した4人はたまたま私の患者さんです。あんまり良くなっていない事が分かると思いますが(笑)、「治す」ことだけが大切でない事もある意味では伝わったかと思います。 私は医者としてはちょっと変わってる方なのかと思います。はじめから医者を目指していたわけではなく、北大(北海道大学)の水産学部に行っていて、そこを中退しました。高校のときも300人の内270番という成績で、あまり医

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べてるアーカイブ35th(7) 幻覚&妄想大会 2005~2012

G&M大会2005 グランプリ賞爆発救援隊一同様 あなたは、この一年、相次ぐ「爆発事故」に遭遇しながらも、よく団結し、 爆発のコントロールの研究と講演活動に励み、全国の爆発に苦しむ仲間の励ましと専門家への刺激を発信し続けました。 爆発救援隊への救援要請のトッ プは隊長を筆頭に今のところ他に手が回らない忙しさの中で、自分の救援活動に励む姿は、今後の当事者活動のモデルとなるでしょう。 よってここに2005年度グランプリを授与し、記念品としてスタッフ手作り の「隊旗」を差し上

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